クールテツオー（1998年生、母セルレア）
1998.04.26
クールテツオー（1998年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。2000年にNARグランプリアラブ系2歳最優秀馬を受賞した。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時13歳）と交配したセルレアが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹中 哲。戦績は、地方40戦19勝2着2回。2002年の白鷺賞(アラ系3歳以上)に勝利した他、2002年の摂津盃(アラ系3歳以上 ハンデ)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
大畠弘厩舎（園田）へ入厩。
2歳（2000年）
8月1日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスバルフジに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。
8月23日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウイングスハーバーに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする
9月20日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のノースパークに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
10月11日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンの椎堂特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のホーエイトーザイに約12馬身の大差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。
11月8日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の栄駿賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターオウドウに7馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。
11月30日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のイチノローゼンに6馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。
12月29日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の園田3才優駿（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のソレユケイチマツに3馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。
3歳（2001年）
1月24日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の若駒賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩田康誠騎手（7戦7勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジョージサンキュウに1馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。
3月28日、中8週で迎えた9戦目は、3歳戦のクリスタル賞（姫路ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岩田康誠騎手（8戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のソレユケイチマツに6馬身の差をつけて無傷の9連勝を決めた。
4月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンのフクパーク記念（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩田康誠騎手（9戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のソレユケイチマツに9馬身の差をつけて無傷の10連勝を決めた。
6月6日、中6週で迎えた11戦目は、3歳オープンの全日本アラブ優駿（園田ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で岩田康誠騎手（10戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
10月10日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、ハンデ戦のニッカン菊園特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で岩田康誠騎手（11戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のノースパワーをアタマ差制して休養明け初戦を物にした。
10月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンの姫山菊花賞（姫路ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で岩田康誠騎手（12戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシューティングに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす
11月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦の全日本アラブグランプリ（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岩田康誠騎手（13戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月12日、中2週で迎えた15戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
4歳（2002年）
1月3日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦でオープンの新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッコーディオスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
2月11日、中5週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1870m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は岩田康誠騎手（14戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のワシュウジョージに3馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす
3月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（姫路ダート1800m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマサノライデンに5馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
5月6日、中8週で迎えた19戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
7月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、ハンデ戦のアラ系3歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（15戦13勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったソレユケイチマツにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
8月15日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンの摂津盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（16戦13勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマサノライデンに1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす
9月25日、中5週で迎えた22戦目は、青空たまご特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のパールウインクを半馬身振り切って勝利数を16に伸ばす
10月31日、中4週で迎えた23戦目は、白鷺賞（姫路ダート2000m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は岩田康誠騎手（17戦14勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスターサックスに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
11月28日、中3週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた24戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。
5歳（2003年）
1月3日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンの新春賞（園田ダート1870m 雨/重）に60kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
1月28日、中3週で迎えた26戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアラ系4歳以上（園田ダート1870m 曇/不良）に59kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のストロングゲイルをクビ差振り切って優勝
3月2日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、西日本アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。
3月28日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた28戦目は、兵庫の特産品特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（18戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るストロングゲイルを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って優勝
5月5日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた29戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（19戦16勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。
5月25日、中2週で迎えた30戦目は、アラブ大賞典（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月22日、中3週で迎えた31戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、さくらんぼ特別（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月15日、中7週で迎えた32戦目は、金杯（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6歳（2004年）
2月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた33戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、花市場賞（福山ダート1800m 雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月13日、中2週で迎えた34戦目は、松本満夫騎手を鞍上に迎えて、クロッカス特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
7歳（2005年）
1月29日、約10か月半の休み明けで迎えた35戦目は、池野光騎手を鞍上に迎えて、すばる特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月27日、中3週で迎えた36戦目は、日本トーター賞（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で池野光騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月20日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた37戦目は、アいラブ福山特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池野光騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月3日、中5週で迎えた38戦目は、チューリップ特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鋤田誠二騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月5日、中4週で迎えた39戦目は、山椒魚特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月3日、中3週で迎えた40戦目は、海水浴特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。