エランヴィタール（2017年生、母タイセイクインス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、柏木一則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2019年）

9月11日、デビュー戦は小野楓馬騎手を鞍上に据えて、2歳（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は454kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、ワンオブセオリーズに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るブラックワトルを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月12日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のリバーサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3歳（2020年）

5月14日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のギガゼウスに8馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

8月20日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハッピーアモンに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月9日、中2週で迎えた6戦目は、バーベナ特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた7戦目は、ルシナ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のオールフォーワンに4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

10月15日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、白樺特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（6戦4勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアルファジップを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月27日、中1週で迎えた9戦目は、北海道とともに、世界へ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で小野楓馬騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったウィップラッシュに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月24日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

4歳（2021年）

5月25日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、レブンソウ特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（8戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったヤマニンアンベリルをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

6月8日、中1週で迎えた12戦目は、ヒナゲシ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（9戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた13戦目は、アスチルベ特別（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（10戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したチビノシズカを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中3週で迎えた14戦目は、コロナに負けるな!日高町特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（11戦5勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた15戦目は、BTC創立30周年記念特別2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（12戦5勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るイイデスカイを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

9月7日、中2週で迎えた16戦目は、ヤングジェネレーションカップ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で小野楓馬騎手（13戦6勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のビービービルダーに2馬身半の差をつけて7勝目をつかんだ。

10月6日、中3週で迎えた17戦目は、あっさぶメークイン特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小野楓馬騎手（14戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、北海道えぞまつ特別2（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小野楓馬騎手（15戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた19戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で仲原大生騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

2021年12月24日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。