イルバチオ（1997年生、母サーファーガール）

イルバチオ（1997年3月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルアカデミーⅡ（当時10歳）と交配したサーファーガールが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地47戦4勝2着6回、地方3戦3勝。2003年のアイビスサマーダッシュ(G3)に勝利した他、2003年のNSTオープン(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

8月14日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったアイルランドシチーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月13日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したソウルマンを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

3歳（2000年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したユーワジュリエットを差し切れず、5馬身差の2着に敗北した。

1月20日、中1週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の氷ノ山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシメニブライアンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月12日、中6週で迎えた7戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた9戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の若鮎賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた12戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の芍薬賞（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、5着に入り込んだ。

6月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下のひばり特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

4歳（2001年）

1月17日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、武庫川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスタンダードカットに1馬身半の差をつけて休養明け初戦を物にした。

3月25日、中9週で迎えた15戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の鹿島特別（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた16戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったケイアイワールドに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

5月13日、中3週で迎えた17戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では電光石火の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月26日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の秋川特別（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

10月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、淀川特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミスフルコースに7馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

11月4日、中2週で迎えた21戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた22戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた23戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

5歳（2002年）

1月13日、中3週で迎えた24戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の伏見特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

4月20日、約3か月の休み明けで迎えた25戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下のシドニートロフィー（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上1000万下の秋川特別（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

8月24日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた29戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の初風特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入った。

9月22日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上1000万下の鏑矢特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月20日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上1000万下の袖ケ浦特別（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノムーンライトを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を収める

11月16日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の真間川特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したメジャーカフェに半馬身届かず2着となった。

12月7日、中2週で迎えた33戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（阪神芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったリビングデイライツに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

6歳（2003年）

2月23日、中8週で迎えた35戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（5戦1勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

3月2日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上1000万下の御宿特別（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（3戦2勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の春風賞（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

3月29日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上1000万下の仲春特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（4戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた39戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下のシドニートロフィー（京都芝1400m 外回り曇/重）に出走。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のフミノトップヒルをハナ差振り切って5勝目を獲得した。

5月25日、中3週で迎えた40戦目は、4歳以上1600万下のフリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた41戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の中京競馬場開設50周年記念（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて前にいた15頭をごぼう抜きし、最後は2着のコスモフライトに1馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

7月20日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた42戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、NSTオープン（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では閃光の如き末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月3日、中1週で迎えた43戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、5着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた44戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のティエッチグレースに3/4馬身の差をつけて重賞ウィナーの称号を獲得した。

10月5日、中5週で迎えた45戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた46戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた47戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では末脚が振るわず18着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた48戦目は、G2のCBC賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

7歳（2004年）

5月22日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた49戦目は、テレビ愛知オープン（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた50戦目は、ハンデ戦でオープンのバーデンバーデンカップ（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（5戦2勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。