バイコーン（2019年生、母フュージョン）
Bicorn
2019.05.10
バイコーン（2019年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「二角獣」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時7歳）と交配したフュージョンが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は本桐牧場。主な勝ち鞍は2023年の大寒特別(一般C15ロ)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 37戦9勝 [9-7-2-19/37]
- 総賞金国内
- 599万円
- 生年月日
- 2019年5月10日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 三小田幸人佐賀
- 馬主
- 北原 大史
- 生産者
- 本桐牧場
- 抹消情報
- 中央：2023年12月13日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Hail to Reason | 5×7 | 3.9% |
| 牡 | Native Dancer | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Northern Dancer | 6*6*6×6 | 6.25% |
| 牡 | Never Bend | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Nearctic | 7*7*7×6*7 | 4.68% |
| 牡 | Nasrullah | 7×6*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Hyperion | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Mahmoud | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Hornbeam | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Nearco | 7*7*7 | 2.34% |
| 牝 | Lady Angela | 7×7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- キングマンボ系
- ファミリーナンバー
- C6
レース成績
経歴
デビュー前
今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2022年）
2月19日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。
11月14日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
11月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、フレンドオパールにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
12月27日、中3週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、C23組（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、ルクスアモールに半馬身交わされて2着に敗北した。
4歳（2023年）
1月10日、中1週で迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、伊藤実知子誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のフィールドゲランに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
1月24日、中1週で迎えた6戦目は、大寒特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサトノユニティに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
2月8日、中1週で迎えた7戦目は、草萌賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のモズキゾクに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
2月24日、中1週で迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、春鳥特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったメイショウセントレに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
3月10日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、@SOU-MEIch（登録）よろ杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシューラヴァーグに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。
3月21日、中1週で迎えた10戦目は、まねき馬倶楽部in笠松競馬場（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゼンダンクラージュに1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。
4月6日、中1週で迎えた11戦目は、花吹雪特別（笠松ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のビービーブレイデンに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。
7月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。
9月2日、中5週で迎えた13戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。
11月18日、中8週で迎えた15戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。
12月10日、中2週で迎えた16戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（中山ダート2500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。
5歳（2024年）
2月20日、中9週で迎えた17戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
2月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
3月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったハルノサムソンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
4月3日、中2週で迎えた20戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般B5（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るメガバズーカランチを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って人気に違わぬ実力を証明した。
4月17日、中1週で迎えた21戦目は、笠松町商工会特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワールドミッションを半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。
5月10日、中2週で迎えた22戦目は、鵜舟特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。
5月24日、中1週で迎えた23戦目は、下剋上特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。
6月5日、中1週で迎えた24戦目は、早乙女短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
6月19日、中1週で迎えた25戦目は、木曽川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺竜也騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
7月5日、中1週で迎えた26戦目は、空蝉特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺竜也騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
8月14日、中5週で迎えた27戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。
9月10日、中3週で迎えた28戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた29戦目は、おひつじ座特別（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
10月16日、中1週で迎えた30戦目は、白秋特別（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は田中洸多騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。
11月23日、中4週で迎えた31戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のノーブルビーチに4馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。
12月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、沖縄まーさん杯（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。
12月21日、中1週で迎えた33戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、一般C1-10（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、ブルーストレイルに3/4馬身交わされて2着となった。
6歳（2025年）
1月11日、中2週で迎えた34戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
1月23日、中1週で迎えた35戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したパープルビューティを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。
2月6日、中1週で迎えた36戦目は、佐藤哲三さん来場記念（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったエスシーアルベルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
2月20日、中1週で迎えた37戦目は、レンタルスペースリンクラス杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
3月8日、中1週で迎えた38戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、佐賀ラウンド 第2戦（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハクアイウィンザーを豪脚でクビ差だけ差し切って10勝目を達成した。
3月23日、中1週で迎えた39戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。