セイジミニスター（2015年生、母マルハチリプリー）
Sage Minister
2015.04.18
セイジミニスター（2015年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時12歳）と交配したマルハチリプリーが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本間牧場。2023年の’23ウインタースプリントで3着に入った他、2022年の’22ウインタースプリントで3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、本間牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大谷正嗣によって604.8万円で落札された。
森下淳平厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2017年）
8月28日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は475kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。
10月5日、中4週で迎えた2戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のひたちなかの海の恵みなかみなと賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアローシュドゥパトに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（2018年）
3月28日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のステムパートナーに1馬身半の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。
5月11日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。
6月8日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のトーセンノワールに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。
11月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。
12月5日、中2週で迎えた7戦目は、ノースポール賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦3勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスカーレットラバーに1馬身3/4の差をつけて圧倒的人気に応えた。
12月25日、中2週で迎えた8戦目は、クリスマス賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプレディクトを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。
4歳（2019年）
6月24日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、タイタン賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
9月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、神楽酒造 くろうま天駆賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（8戦5勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォルベルスに7馬身の差をつけて制した。
10月4日、中2週で迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、光のオアシス賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10月17日、中1週で迎えた12戦目は、オクトーバー賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメモリーメンヒルに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。
5歳（2020年）
5月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、TCK開場70周年記念賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（9戦6勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。
6月5日、中4週で迎えた14戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（10戦6勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったスティールペガサスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
6月26日、中2週で迎えた15戦目は、富士見坂賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（11戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセレノグラフィーに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
7月8日、中1週で迎えた16戦目は、アーバンステージ文月賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（12戦7勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカイトセブンを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。
11月17日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のシガーヲスウオトコに1馬身1/4の差をつけて休養明け初戦を物にした。
12月25日、中4週で迎えた18戦目は、メリークリスマス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のカレイドスコープに3馬身半の差をつけて10勝目を達成した。
6歳（2021年）
6月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた19戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ゆりかもめオープン（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。
8月3日、中7週で迎えた20戦目は、アフター5スター賞トライアル（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。
9月7日、中4週で迎えた21戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。
9月21日、中1週で迎えた22戦目は、エキサイティングリレーin大井賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（13戦7勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシガーヲスウオトコに1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。
12月31日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、カウントダウン2022賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（14戦8勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。
7歳（2022年）
1月27日、中3週で迎えた24戦目は、’22ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
3月29日、中8週で迎えた25戦目は、マーチ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（15戦8勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
9月8日、約5か月半の休養明けで迎えた26戦目は、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦3勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
10月7日、中3週で迎えた27戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（5戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマムティキングをクビ差振り切って勝利数を12に伸ばす
12月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、おおとり賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（6戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、マックスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
8歳（2023年）
1月26日、中3週で迎えた29戦目は、’23ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。
3月10日、中5週で迎えた30戦目は、朧月賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。
5月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、’23メトロポリタンメイカップ（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。
6月30日、中4週で迎えた32戦目は、サジタリウス賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
8月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、アフター5スター賞トライアル（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。
8月17日、中1週で迎えた34戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、オーガスト賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。