ドリームポルカ（2009年生、母エンドレスワルツ）

ドリームポルカ（2009年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋チェコの民族舞曲。軽快な走りを期待して」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時13歳）と交配したエンドレスワルツが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）細川牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方23戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の道の駅「大杉」特別(一般C1-1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、細川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブセゾンによって315万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額700万円（3.5万×200口）で一口馬主が募集された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月24日、デビュー戦は平野優騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は496kg。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

3歳（2012年）

1月31日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3月29日、中5週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトパンジー特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月20日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

7月15日、中7週で迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

9月5日、中6週で迎えた7戦目は、3歳戦のマイヤ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた8戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のアキノサフランに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた9戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、アトノマツリ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシーノヴァリスに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月4日、中1週で迎えた10戦目は、紅葉土佐路特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヴィルトゥオーサに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

11月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の土佐秋月賞（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

11月25日、連闘で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、土佐清水大岐の浜特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のパイクーヤに3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

12月9日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で別府真衣騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシーエリアルに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で別府真衣騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユメヨイソゲに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2013年）

1月14日、中2週で迎えた15戦目は、日根野道場跡地特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で別府真衣騎手（6戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ユキノベアハートに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、土佐の田舎寿司特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で別府真衣騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のパイクーヤをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

2月9日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた17戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で別府真衣騎手（8戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレークサイドカフェに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、土佐はちきん地鶏特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で別府真衣騎手（9戦7勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、マウンテンダイヤに交わされて2馬身差の2着となった。

3月3日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月5日、中8週で迎えた20戦目は、道の駅「大杉」特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（10戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のサクラパルフェールをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

6月2日、中3週で迎えた21戦目は、井上オークス出版特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（11戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のトサダンディに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

6月29日、中3週で迎えた22戦目は、一般B2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（12戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、チョップチョップに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月21日、中2週で迎えた23戦目は、龍馬も泳いだ鏡川特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（13戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5歳（2014年）

4月5日、約8か月半の休養明けで迎えた24戦目は、山頭信義騎手を鞍上に迎えて、清明特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた25戦目は、椋木さん結婚記念特別（高知ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（14戦9勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クイックリープに交わされて2馬身差の2着となった。

5月4日、連闘で迎えた26戦目は、いも天特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（15戦9勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般Bハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（16戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。