ユウヴィシュニャ（2002年生、母ベイティドブレス）

ユウヴィシュニャ（2002年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋さくらんぼ（ロシア語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時7歳）と交配したベイティドブレスが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道苫小牧市、生産者は藤澤昭勝。戦績は、中央平地7戦0勝、地方37戦7勝2着11回。主な勝ち鞍は2006年の一般C。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

5月8日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着を確保した。

7月9日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

10月3日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のガーネット賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の奥只見特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

12月14日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のポテンシャルに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2006年）

1月2日、中2週で迎えた10戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムタフガイから1馬身半差の2着に敗北した。

1月25日、中2週で迎えた11戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月15日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月7日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた13戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた15戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードルノンから半馬身差の2着となった。

4月26日、連闘で迎えた16戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノビームから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルソレミタカから1馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のウォーターシドに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月7日、連闘で迎えた19戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノビームから1馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた22戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズコンドルをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

8月12日、中2週で迎えた23戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（11戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロカゲバクシンから1馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中4週で迎えた24戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったモレロホウトクからアタマ差の2着に甘んじた。

9月27日、中1週で迎えた25戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた26戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（13戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた27戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（14戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルソレミタカに1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

11月15日、中1週で迎えた28戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、全日本レディース招待富士通杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナガノコバンからアタマ差の2着となった。

11月23日、連闘で迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（15戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモレロホウトクに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（16戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（17戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサスコットから半馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（18戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2007年）

1月31日、中4週で迎えた33戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（19戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた34戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（20戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（21戦4勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月17日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた36戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（22戦4勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムルパンから1馬身差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田隆二騎手（23戦4勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後はアダルジーザと並んで2着同着となった。

5月23日、中2週で迎えた38戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田隆二騎手（24戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた39戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田隆二騎手（25戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルゼファーに半馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

6月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉田隆二騎手（26戦5勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた41戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で吉田隆二騎手（27戦5勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた42戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田隆二騎手（28戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノウイッシュをクビ差制して1着ゴールを果たした。

8月1日、中1週で迎えた43戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田隆二騎手（29戦6勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた44戦目は、旅の思い出荒尾競馬初観戦（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉田隆二騎手（30戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。