スカイホーク（2008年生、母ホークズフォーチュン）

スカイホーク（2008年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アメリカの艦上攻撃機名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のバランスオブゲーム（当時9歳）と交配したホークズフォーチュンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、中央平地5戦0勝、地方28戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2012年の岐阜信用金庫杯(一般C15)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、竹島幸治から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、岩崎僖澄によって420万円で落札された。

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月5日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

3歳（2011年）

5月7日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた5戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた6戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコスモス賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月13日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月7日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C31（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のグレイトエンペラーをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月15日、中2週で迎えた10戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアカシナホリンをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

4歳（2012年）

1月13日、中1週で迎えた12戦目は、福寿草特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月14日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモンフォールに4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

7月16日、中4週で迎えた14戦目は、岐阜信用金庫杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイファーアプリルに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月25日、連闘で迎えた15戦目は、はまゆう賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（6戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた16戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のマニプリダンスをハナ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

10月11日、中7週で迎えた17戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、高山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた18戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、フレンドチャンスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月20日、中3週で迎えた19戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

12月27日、中4週で迎えた20戦目は、馬産地から笠松競馬へ応援杯2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

5歳（2013年）

1月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のオグリピンクに3馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

1月24日、中1週で迎えた22戦目は、端月特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（11戦5勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた23戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、（株）中部空調サービス杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したエリモテンユウを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた24戦目は、れんこん料理の竹扇賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ヤマニンオリアンに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、トミシノドラゴンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた26戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（12戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヒルノプラハにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（13戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のレオナプリティーに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月26日、中1週で迎えた28戦目は、花吹雪特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月30日、中4週で迎えた29戦目は、日本ライン賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（14戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマサノアローンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた30戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、マックル賞（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったキョウワアライヴに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた32戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（15戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた33戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、ツリフネソウレース（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。