ボールドヒリュウ（1998年生、母コトニボールド）
1998.04.04
ボールドヒリュウ（1998年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のオカノヒリュウ（当時9歳）と交配したコトニボールドが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は柏木 一則。戦績は、地方51戦9勝2着8回。2002年のアラブ銀杯（P）(アラ系一般 ハンデ)で2着に入った他、2003年のジャニュアリオープン(アラ系一般A)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、柏木一則から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって399万円で落札された。
森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。
2歳（2000年）
9月12日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート820m 雨/不良）に出走。馬体重は487kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカーラントハーバーから1馬身3/4差の2着に敗北した。
9月27日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のインパクトクィーンに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
10月26日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月17日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳F1（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーブルームに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
11月29日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤木高太郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトシノブルショワに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。
12月22日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で赤木高太郎騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハバタケドウエイに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。
3歳（2001年）
1月16日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で赤木高太郎騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリジョインに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月7日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で赤木高太郎騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったソレユケイチマツから1馬身半差の2着に敗北した。
2月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の菜の花特別（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で赤木高太郎騎手（8戦5勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクセツジョージから半馬身差の2着に敗れた。
3月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の福姫交流（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で赤木高太郎騎手（9戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のフジナミスペシャルをクビ差制して6勝目をマークした。
4月18日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンのフクパーク記念（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で赤木高太郎騎手（10戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月15日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で赤木高太郎騎手（11戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のソレユケイチマツをクビ差制して7勝目をマークした。
6月6日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンの全日本アラブ優駿（園田ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で赤木高太郎騎手（12戦7勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
7月3日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、太子 ひまわり特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で赤木高太郎騎手（13戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月24日、中6週で迎えた15戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、葉月オープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月5日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、オクトーバーオープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月24日、中2週で迎えた17戦目は、神無月オープン（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。
11月14日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の帝冠賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサマーバースに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
12月12日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のシルバー争覇（名古屋ダート1900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
4歳（2002年）
1月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、名古屋杯（中京(地)ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラウンダンディから1馬身差の2着となった。
7月17日、約6か月半の休み明けで迎えた21戦目は、文月オープン（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。
8月23日、中4週で迎えた22戦目は、葉月オープン（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月6日、中1週で迎えた23戦目は、セプテンバーオープン（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月20日、中1週で迎えた24戦目は、長月オープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月25日、中4週で迎えた25戦目は、神無月オープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月12日、中2週で迎えた26戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのアラブ銀杯（P）（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたミスターハヤブサ決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。
12月11日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンのシルバー争覇（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は竹下太騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（2003年）
1月4日、中2週で迎えた28戦目は、名古屋杯（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月20日、中1週で迎えた29戦目は、ジャニュアリオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキソノコウリューウからクビ差の2着となった。
1月31日、中1週で迎えた30戦目は、節分特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（12戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月21日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦でオープンの桃花特別（P）（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。
3月13日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブスプリング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（14戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月15日、中4週で迎えた33戦目は、卯月特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月22日、連闘で迎えた34戦目は、ハンデ戦のクリスタルカップ（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（16戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月6日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の名古屋杯（名古屋ダート1900m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で竹下太騎手（17戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月16日、中0週で迎えた36戦目は、五月オープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で竹下太騎手（18戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた37戦目は、メイオープン（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月20日、中2週で迎えた38戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、ジューンオープン（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月29日、中9週で迎えた39戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、オーガストオープン（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月26日、中3週で迎えた40戦目は、セプテンバーオープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月9日、中1週で迎えた41戦目は、神無月オープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセトノランボーから1馬身半差の2着となった。
10月30日、中2週で迎えた42戦目は、オクトーバーオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月18日、中2週で迎えた43戦目は、ノベンバーオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月10日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ戦のシルバー争覇（名古屋ダート1900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で吉本隆記騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
6歳（2004年）
1月4日、中3週で迎えた45戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、名古屋杯（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月23日、中2週で迎えた46戦目は、ジャニュアリオープン（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月5日、中1週で迎えた47戦目は、水仙特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のナルコを半馬身振り切って久々に白星を挙げた。
2月27日、中2週で迎えた48戦目は、如月オープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。
3月11日、中1週で迎えた49戦目は、ハンデ戦のアラブスプリング賞（名古屋ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月30日、中2週で迎えた50戦目は、オーシャンオブファイヤー公開記念（名古屋ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキジョージャンボから4馬身差の2着となった。
4月9日、中0週で迎えた51戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブチャンピオン賞（笠松ダート1900m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。