ノンコノユメ（2012年生、母ノンコ）

ノンコノユメ（2012年3月28日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「ノンコの夢。母名より連想」。毛色は栃栗毛。種牡馬のトワイニング（当時21歳）と交配したノンコが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2018年のフェブラリーステークス(G1)に勝利した他、2015年のチャンピオンズカップ(G1)で2着に入るなど、G1級競走2勝を含む重賞5勝を挙げた。

経歴

デビュー前

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月23日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラテラスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

12月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したイーデンホールを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2015年）

2月14日、中8週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた4戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のバスタータイプに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月5日、中4週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの伏竜ステークス（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月17日、中5週で迎えた6戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの青竜ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアルタイルを半馬身振り切って3勝目を挙げた。

6月21日、中4週で迎えた7戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は2着のノボバカラに2馬身半の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 雨/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るクロスクリーガーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけてG1初挑戦初制覇を達成した。

11月14日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 雨/稍重）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタガノトネールをハナ差振り切って4連勝で3つ目の重賞タイトルを手にした。

12月6日、中2週で迎えた10戦目は、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続でC.ルメール騎手（4戦4勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したサンビスタを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2016年）

2月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続でC.ルメール騎手（5戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したモーニンを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続でC.ルメール騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月29日、中7週で迎えた13戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続でC.ルメール騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコパノリッキーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、Jpn1のJBCクラシック（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続でC.ルメール騎手（8戦4勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月4日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた16戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（9戦4勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（2017年）

2月19日、中6週で迎えた17戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（10戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月11日、約9か月の休養明けで迎えた18戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上はC.デムーロ騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入った。

12月3日、中2週で迎えた19戦目は、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.デムーロ騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6歳（2018年）

1月28日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。13頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサンライズノヴァをハナ差振り切って重賞4勝目を挙げた。

2月18日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して13番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のゴールドドリームをクビ差振り切ってダートマイル王の称号を勝ち取った。

5月2日、中9週で迎えた22戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた24戦目は、Jpn1のJBCクラシック（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、4着に入った。

12月2日、中3週で迎えた25戦目は、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7歳（2019年）

2月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

3月30日、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、G2のゴドルフィンマイル（アラブ首長国連邦・メイダンダート1600m）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月31日、中4週で迎えた29戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクリスタルシルバーをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。

9月23日、中7週で迎えた30戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた31戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月4日、中6週で迎えた32戦目は、S2の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったモジアナフレイバーにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中3週で迎えた33戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオメガパフュームに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8歳（2020年）

2月23日、中7週で迎えた34戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

2020年2月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月7日、中5週で迎えた35戦目は、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったストライクイーグルを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた36戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月3日、約4か月半の休養明けで迎えた37戦目は、Jpn1のJBCクラシック（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

12月9日、中4週で迎えた38戦目は、S2の勝島王冠（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したカジノフォンテンを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中2週で迎えた39戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

9歳（2021年）

2月17日、中6週で迎えた40戦目は、S2の金盃（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（7戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月30日、約4か月半の休み明けで迎えた41戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（8戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったテーオーケインズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月29日、約3か月の休み明けで迎えた42戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月29日、約3か月の休み明けで迎えた43戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（10戦1勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

10歳（2022年）

4月21日、約4か月の休養明けで迎えた44戦目は、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（11戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた45戦目は、S1の大井記念（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（12戦1勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したランリョウオーに3/4馬身届かず2着となった。

6月29日、中4週で迎えた46戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

2022年7月22日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。