第37回 フェブラリーステークス (G1)

レース展開

ワイドファラオが後続をリードする展開、半馬身差の2番手を追走するアルクトス

ワイドファラオが端に立つ恰好となり、半馬身のリードでレースを進める。2番手にアルクトスが続く。その少し後ろ、タイムフライヤーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはインティとミッキーワイルド。その1馬身後ろ、ブルドッグボスは中団前目。ヴェンジェンスは中団馬群の丁度真ん中を追走。モズアスコットは中団後方の位置取り。少し空いて、ケイティブレイブとデルマルーヴルが9番手。さらに2馬身以上離れて、ノンコノユメが11番手。ワンダーリーデルとサンライズノヴァは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。少し離れたシンガリにキングズガード、モジアナフレイバー、ミューチャリーらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フェブラリーS、モズアスコットが優れた決め脚を見せてダートマイル王の座を射止める

先頭はアルクトスでリードは体半分。2番手にワイドファラオが続く。その少し後ろ、タイムフライヤーが3番手。1馬身離れて、ブルドッグボスとインティが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団にいた1番人気のモズアスコットが異次元の末脚を弾けさせ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールインした。2着には、中団後方の位置から鮮やかな伸び脚で驀進した16番人気のケイティブレイブが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、後方2番手の位置から瞬発力に優れた末脚を披露したサンライズノヴァが入った。そこからハナ差遅れた4着には、11番手で直線を迎えたワンダーリーデルが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、絶好位にいたタイムフライヤーが食い込んだ。キングズガードモジアナフレイバーキングズガードとモジアナフレイバーの2頭が並んで6着同着となった。2番人気のインティは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって14着に敗れた。