ブルドッグボス（2012年生、母リファールカンヌ）

ブルドッグボス（2012年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「犬の品種名＋ボス」。2017年にNARグランプリ4歳以上最優秀牡馬及び最優秀短距離馬、2019年にNARグランプリ4歳以上最優秀牡馬、年度代表馬及び最優秀短距離馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時11歳）と交配したリファールカンヌが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。2019年のJBCスプリント(Jpn1)に勝利した他、2020年のJBCスプリント(Jpn1)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月19日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタマモワカサマに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月26日、連闘で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のなでしこ賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したワンダフルラスターにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月15日、中2週で迎えた3戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るノブワイルドを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

3歳（2015年）

5月3日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

6月14日、中5週で迎えた5戦目は、3歳以上1000万下の三宮特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったテイクファイアにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下の尾頭橋特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて、最後は2着のパイメイメイに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

10月25日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の北陸ステークス（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したミリオンヴォルツにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月15日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の西陣ステークス（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月19日、中4週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の仲冬ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のエンドレスノットをハナ差振り切ってファンの支持に応えた。

4歳（2016年）

1月17日、中3週で迎えた10戦目は、ジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた11戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、太秦ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のゴーイングパワーに2馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

3月20日、中7週で迎えた12戦目は、千葉ステークス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一気に末脚を伸ばして、最後は2着のキタサンミカヅキに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

4月6日、中1週で迎えた13戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた14戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったノボバカラに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月16日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったダノンレジェンドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、グリーンチャンネルカップ（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

10月22日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた17戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの室町ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンローリンを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2017年）

4月9日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、京葉ステークス（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた19戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、天王山ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、5着に終わった。

7月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、S3の習志野きらっとスプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた21戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラブバレットをクビ差振り切って初の重賞タイトルをつかんだ。

9月20日、中4週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた22戦目は、Jpn3のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた23戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたキタサンミカヅキ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中3週で迎えた24戦目は、Jpn1のJBCスプリント（大井ダート1200m 晴/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた25戦目は、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、おおとりオープン（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロワジャルダンに4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6歳（2018年）

1月28日、中3週で迎えた27戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3月20日、中6週で迎えた28戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた29戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

4月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、ハンデJpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

7歳（2019年）

5月29日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた31戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月18日、中6週で迎えた32戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、JAバンクよりぞうデビュー特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のソルサリエンテをハナ差振り切って圧倒的支持に応えた。

8月12日、中3週で迎えた33戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた34戦目は、Jpn3のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた35戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったコパノキッキングに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月4日、中4週で迎えた36戦目は、Jpn1のJBCスプリント（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るコパノキッキングを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切ってG1ホースの仲間入りを果たした。

12月25日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、S2のゴールドカップ（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るノブワイルドを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

8歳（2020年）

2月23日、中8週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた38戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

2020年2月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月8日、中5週で迎えた39戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（5戦2勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月27日、中6週で迎えた40戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したノボバカラを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中4週で迎えた41戦目は、浦和スプリント（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（7戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベストマッチョを次元の違う末脚で半馬身差し切って断然人気に応えた。

8月10日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた42戦目は、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（8戦3勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では圧巻の末脚を発揮し、3着に入った。

10月7日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた43戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（9戦3勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したジャスティンにクビ差届かず2着となった。

11月3日、中3週で迎えた44戦目は、Jpn1のJBCスプリント（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（10戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。

12月23日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた45戦目は、S2のゴールドカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（11戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のグレンツェントに4馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

2021年1月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。