チェリーピッカー（2013年生、母パラダイスモデル）

チェリーピッカー（2013年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「良いとこ取り」。毛色は鹿毛。種牡馬のカフェオリンポス（当時12歳）と交配したパラダイスモデルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石橋本牧場。2017年の青藍賞(一般 M2)に勝利した他、2018年の一條記念みちのく大賞典(一般 M1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

12月12日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

3歳（2016年）

2月14日、中8週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月14日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

7月31日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

10月1日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のセイザンに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月8日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンレガリーノに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカルメンティスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月31日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレオディーセに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月14日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジェベルベイリーに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイアムヒラケゴマに約10馬身の大差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（6戦6勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアイアムヒラケゴマに4馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

12月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（7戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモエレベローチェに6馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

4歳（2017年）

4月1日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、前沢牛賞（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（8戦8勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオメガブレインに4馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

4月15日、中1週で迎えた18戦目は、エイプリルカップ（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山本聡哉騎手（9戦9勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンスワンキーに約12馬身の大差をつけて10連勝を達成した。

5月1日、中1週で迎えた19戦目は、石桜杯（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本聡哉騎手（10戦10勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のオメガスパーキングに4馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

5月28日、中3週で迎えた20戦目は、盛岡のお米「純米めん」賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山本聡哉騎手（11戦11勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイアムプレシャスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

7月1日、中4週で迎えた21戦目は、深緑特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で山本聡哉騎手（12戦12勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったコスモジョイジョイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中4週で迎えた22戦目は、マンチキン賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で山本聡哉騎手（13戦12勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のクロコダイルロックに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月26日、中2週で迎えた23戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、新涼特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジャーグラットに1馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

9月10日、中1週で迎えた24戦目は、M2の青藍賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（14戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウオセアンを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

10月9日、中3週で迎えた25戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（15戦14勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた26戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、M2の絆カップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた27戦目は、師走特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（16戦14勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったイーグルカザンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた28戦目は、M3の白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（17戦14勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5歳（2018年）

4月8日、約4か月の休養明けで迎えた29戦目は、M3の赤松杯（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（18戦14勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた30戦目は、桜花特別（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（19戦14勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた31戦目は、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（20戦14勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったグランウブロに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月17日、中3週で迎えた32戦目は、M1の一條記念みちのく大賞典（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（21戦14勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、エンパイアペガサスに交わされて3馬身差の2着となった。

7月28日、中5週で迎えた33戦目は、すずらん賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（22戦14勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったタイセイファントムに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中5週で迎えた34戦目は、M2の青藍賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（23戦14勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた35戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた36戦目は、紅葉特別（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（24戦14勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のニットウビクトリーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

12月3日、中5週で迎えた37戦目は、M2の北上川大賞典（水沢ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（25戦15勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったエンパイアペガサスに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

6歳（2019年）

4月14日、約4か月半の休養明けで迎えた38戦目は、M3の赤松杯（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（26戦15勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月19日、中4週で迎えた39戦目は、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（27戦15勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったハドソンホーネットに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月16日、中3週で迎えた40戦目は、M1の一條記念みちのく大賞典（オルフェオープン（水沢ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（28戦15勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた41戦目は、Jpn3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（29戦15勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、5着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた42戦目は、納涼特別（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（30戦15勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のニットウビクトリーに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月26日、中1週で迎えた43戦目は、初秋特別（水沢ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（31戦16勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた44戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 小雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた45戦目は、金華特別（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（32戦16勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングジャガーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利数を18に伸ばす

11月4日、中1週で迎えた46戦目は、霜月特別（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（33戦17勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のレプランシュに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7歳（2020年）

1月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた47戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、迎春特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のケンシュナウザーをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

2月26日、中4週で迎えた48戦目は、春光賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

8歳（2021年）

5月14日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた49戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、稲荷山特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月1日、中6週で迎えた50戦目は、七夕月特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったワークアンドビートに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月26日、中3週で迎えた51戦目は、ハンデ戦の秋初月特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた52戦目は、勇魚特別（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

8月23日、中0週で迎えた53戦目は、処暑特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた54戦目は、紅葉月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクマサンニデアッタをクビ差振り切って久々に勝利を挙げた。