シンボリピレネー（2000年生、母スイートラベンダー）

シンボリピレネー（2000年4月11日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋ピレネー山脈」。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時12歳）と交配したスイートラベンダーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方56戦18勝2着8回。主な勝ち鞍は2009年のゴールデンジョッキーカップ。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

11月3日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったリーチザトップに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3歳（2003年）

5月11日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月8日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

7月6日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

9月13日、中9週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したアドニスシチーを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

10月18日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

11月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4歳（2004年）

7月26日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg戻して迎えた9戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のレノンソブリーノに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月14日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

12月14日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルビット特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたマイパワー決め手に屈してクビ差の2着となった。

5歳（2005年）

1月15日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月16日、中8週で迎えた13戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

4月26日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、ファンシーサドル特別（船橋ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

5月23日、中3週で迎えた15戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

7月24日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

10月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、播磨町新聞の父特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた18戦目は、南あわじ市淡路人形特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテクノシュウホウに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月17日、中1週で迎えた19戦目は、スポニチなにわ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイユウゴールドに6馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

12月6日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイユウゴールドに2馬身の差をつけて制した。

6歳（2006年）

1月3日、中3週で迎えた21戦目は、兵庫県競馬施設利用協会特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマグマサイン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

1月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るブランカムネージュを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月1日、中1週で迎えた23戦目は、大和川特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた24戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3二（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るオートアルカディアを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月29日、中3週で迎えた25戦目は、マイスター工房八千代特別（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のストロングタテヤマを3/4馬身振り切って制した。

4月13日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のクールフィールドをクビ差振り切って8勝目をつかんだ。

5月10日、中3週で迎えた27戦目は、円山川特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（9戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた28戦目は、淀川特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（10戦6勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた29戦目は、グリーンエコー笠形特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のクールフィールドを半馬身振り切って雨下の一戦を制した。

7月13日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（12戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたハートランドロバリ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

10月12日、約3か月の休養明けで迎えた31戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月26日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（13戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るレッドクレオパトラを上がり0位の末脚で半馬身差し切って10勝目を達成した。

11月23日、中3週で迎えた33戦目は、香美町かすみ松葉ガニ特別（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（14戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた34戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた35戦目は、クリスマスキャンドル特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（15戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7歳（2007年）

1月4日、中1週で迎えた36戦目は、兵庫県競馬施設利用協会特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（16戦8勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモニッキーに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

1月25日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（17戦9勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルゲベートを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

2月14日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ戦のサンテレビ賞（園田ダート1700m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（18戦9勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上A1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（19戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた40戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモニッキーに5馬身の差をつけて優勝

5月3日、中4週で迎えた41戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（20戦9勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた42戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた43戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

11月22日、約5か月半の休み明けで迎えた44戦目は、報知中津特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（21戦9勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた45戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（22戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったシャープブローをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

12月31日、中3週で迎えた46戦目は、大晦日特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦2勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゲイリージュピターを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8歳（2008年）

1月22日、中2週で迎えた47戦目は、宝塚特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は松平幸秀騎手（23戦9勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入った。

2月14日、中2週で迎えた48戦目は、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた49戦目は、フリーマーケット開催記念特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田中学騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴールデンキャストを半馬身振り切って制した。

4月2日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた50戦目は、房の国オープン（船橋ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（6戦4勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に沈んだ。

5月6日、中4週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた51戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた52戦目は、淡路島たまねぎ特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（24戦9勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったグレートステージに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月13日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた53戦目は、西脇市日本のへそ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（25戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったタマモアーチストにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月10日、中3週で迎えた54戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

9歳（2009年）

1月15日、中4週で迎えた55戦目は、なずな賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（26戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のサンペールウルトラをクビ差振り切って勝利数を15に伸ばす

2月5日、中2週で迎えた56戦目は、猪名川彫刻の道特別（園田ダート1870m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（27戦10勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた57戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1870m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のトサノデザートをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

3月4日、中1週で迎えた58戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

4月9日、中4週で迎えた59戦目は、ひなげし賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（28戦10勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

5月7日、中3週で迎えた60戦目は、リフレッシュパーク市川特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（29戦10勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ウタマロボーイに3/4馬身交わされて2着となった。

5月28日、中2週で迎えた61戦目は、4歳以上A1（姫路ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（30戦10勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい4着に敗れた。

10月14日、約4か月半の休み明けで迎えた62戦目は、兵庫米特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のタガノシャンハイを3/4馬身振り切って久しぶりの一戦を制した。

10月29日、中1週で迎えた63戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のイイデケンシンを半馬身振り切って勝利数を18に伸ばす

11月12日、中1週で迎えた64戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、香美町松葉ガニ特別（園田ダート1870m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

12月2日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた65戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

12月29日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた66戦目は、酒米の王様山田錦杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

10歳（2010年）

1月14日、中1週で迎えた67戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（7戦4勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。