エムオーシャープ（2003年生、母キューティーリノ）

エムオーシャープ（2003年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋素早い」。毛色は鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時15歳）と交配したキューティーリノが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡博。戦績は、中央平地1戦0勝、地方52戦5勝2着7回。2005年のゴールドアリュール賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

5月4日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカカオソルジャーから1馬身半差の2着に敗北した。

5月12日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクラップユアハンズに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月8日、中3週で迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのゴールドアリュール賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた4戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのアグネスデジタル賞（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月11日、連闘で迎えた7戦目は、2歳オープンのスペシャルウィーク賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた8戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月12日、中7週で迎えた9戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアグネスフライト賞（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた10戦目は、2歳戦の平取義経特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンのバブルガムフェロー賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

3歳（2006年）

1月2日、中8週で迎えた12戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、3・4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた13戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月28日、中1週で迎えた14戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月5日、連闘で迎えた15戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイノホシから1馬身半差の2着となった。

3月4日、中3週で迎えた16戦目は、3・4歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた17戦目は、3・4歳（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノオウジから1馬身半差の2着となった。

4月16日、中3週で迎えた18戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、さくら草特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったインディアナガールからクビ差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、ぼたん特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカンタベリーハヤテに半馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5月14日、中1週で迎えた20戦目は、カーネーション特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた21戦目は、しょうぶ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、すずらん特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた23戦目は、グラジオラス特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた24戦目は、3歳戦の横山フルーツ賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月13日、中1週で迎えた25戦目は、ハイビスカス特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のバードゥブルンに半馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

8月27日、中1週で迎えた26戦目は、福山市議会議長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた27戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、りんどう特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったファニーカイザーから2馬身差の2着となった。

10月8日、中2週で迎えた28戦目は、3歳戦の汐風賞（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岡崎準騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールオブザクインから半馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中3週で迎えた29戦目は、カトレア特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた30戦目は、かえで特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノオウジに1馬身半の差をつけて制した。

12月10日、中1週で迎えた31戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた32戦目は、万両特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（13戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた33戦目は、寒菊特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（14戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月25日、中5週で迎えた34戦目は、桃の花特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡崎準騎手（15戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた35戦目は、久松城賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡崎準騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた36戦目は、おぼろ月特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡崎準騎手（17戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月26日、中5週で迎えた37戦目は、青葉賞（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノオウジに3/4馬身の差をつけて5勝目を収める

6月16日、中2週で迎えた38戦目は、すいれん特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた39戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、ほうせんか特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントクックから1馬身半差の2着となった。

11月4日、約4か月の休み明けで迎えた40戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、カトレア特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた41戦目は、ポインセチア特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（18戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2008年）

1月2日、中2週で迎えた42戦目は、正月特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月10日、中5週で迎えた43戦目は、岡山県馬事畜産振興協議会会長賞（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（19戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた44戦目は、つくし特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（20戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた45戦目は、久松城賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（21戦1勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた46戦目は、たんぽぽ特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（22戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた47戦目は、沈丁花特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた48戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、ライラック特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた49戦目は、山法師特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（8戦3勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた50戦目は、はまなす特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（9戦3勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた51戦目は、くちなし特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（10戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた52戦目は、ほおづき特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（11戦3勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた53戦目は、蓮の花特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本三郎騎手（12戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。