キョクイチグッド（1999年生、母ローマンニシキ）
Kyokuichi Good
1999.05.11
キョクイチグッド（1999年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時14歳）と交配したローマンニシキが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は元茂牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方41戦13勝2着8回。2002年の青峰賞(地方重賞)で2着に入った他、2001年の二歳優駿(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
高橋俊之厩舎（高崎）へ入厩。
2歳（2001年）
10月20日、デビュー戦は金井正幸騎手を鞍上に据えて、2歳（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は499kg。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウヨウゴンタから3馬身差の2着となった。
11月3日、中1週で迎えた2戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトーマスボーイに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月30日、中7週で迎えた3戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の二歳優駿（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
3歳（2002年）
1月13日、中1週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。
2月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の青峰賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーブロンコから半馬身差の2着となった。
3月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の北関東弥生賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月18日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦の中居特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。
4歳（2003年）
3月16日、約6か月半の休み明けで迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。
7月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、みかぼ特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、一般C2-6（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2 C3-6（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサパースチャーリーに2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
11月22日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、初霜特別（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月29日、連闘で迎えた14戦目は、冬桜特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2 C3-6（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノラフレシアに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月30日、連闘で迎えた16戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、ゴールドサドル賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
5歳（2004年）
1月17日、中2週で迎えた17戦目は、七草特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリベンジオトメに半馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。
2月15日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2-6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のワイルドヴィジョンに1馬身の差をつけて優勝
3月1日、中1週で迎えた20戦目は、ブラッドストーン特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月27日、中3週で迎えた21戦目は、春暖特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（12戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったノブシテイオウから3/4馬身差の2着に敗北した。
4月17日、中2週で迎えた22戦目は、渡良瀬川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（13戦5勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月8日、中2週で迎えた23戦目は、新緑特別（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（14戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月27日、中6週で迎えた24戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（15戦5勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。
7月3日、連闘で迎えた25戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、吾妻川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリティレインボーからクビ差の2着となった。
8月13日、中5週で迎えた26戦目は、立秋特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた27戦目は、芙蓉特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のビートフォンテンをクビ差制して勝利を手中に収めた。
9月20日、中2週で迎えた28戦目は、月見特別（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（16戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナモトアラシから半馬身差の2着に敗北した。
10月3日、中1週で迎えた29戦目は、名月賞（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（17戦5勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のハーディーガールをハナ差制して雨下の大激戦を制した。
11月1日、中3週で迎えた30戦目は、くるみ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（18戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月7日、連闘で迎えた31戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、トパーズカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイボスからクビ差の2着に惜敗した。
11月21日、中1週で迎えた32戦目は、信濃特別（高崎ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は丸山侯彦騎手（19戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月19日、中3週で迎えた33戦目は、両毛特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月30日、中1週で迎えた34戦目は、師走賞（高崎ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は根岸良昌騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。
6歳（2005年）
4月5日、約3か月の休み明けで迎えた35戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般B4-6（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーピルイに9馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4月25日、中2週で迎えた36戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ルスナイパラダイスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
5月3日、連闘で迎えた37戦目は、岡部将彦&麻美結婚記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミズホカミカゼに4馬身の差をつけて優勝
5月22日、中2週で迎えた38戦目は、石川県馬主協会長賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホワイトサイクロンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って10勝目を達成した。
6月12日、中2週で迎えた39戦目は、北陸ペプシコーラ販売杯（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るホワイトサイクロンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす
7月10日、中3週で迎えた40戦目は、いい息10年エクセレントブレス杯（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るコーワクイーンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
8月2日、中2週で迎えた41戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスイートアマポーラを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。
8月30日、中3週で迎えた42戦目は、一般B2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマスターオブライフを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝
12月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた43戦目は、さざんか特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（8戦6勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
7歳（2006年）
1月2日、中3週で迎えた44戦目は、北陸コカ・コーラボトリング株式会社杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（9戦6勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。