マコトゴコタイ（2018年生、母グッドファイト）

マコトゴコタイ（2018年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+五虎退。剣の名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時5歳）と交配したグッドファイトが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、藤本ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ディアマントによって1,512万円で落札された。

森下淳平厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2021年）

4月12日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレイオブシャインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月19日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のバラクを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

6月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハイブランドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、ベルベット・ハンマー賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた5戦目は、ブル・ショット賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェイケイワールドを交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて3勝目を奪取した。

12月31日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1二三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサルヴに1馬身3/4の差をつけて4勝目を手中に収めた。

4歳（2022年）

4月19日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、春雷賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた8戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したグレースレジーナを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、新冠町軽種馬生産振興会特別1（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハッピーホンコンに1馬身半の差をつけて優勝

8月18日、中3週で迎えた10戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、どんどん食べよう道産DAY特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた11戦目は、エスケンデレヤ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた12戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、新冠ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた13戦目は、カレーパンだ。記念特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた14戦目は、由仁町開町130年記念特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスティールグレートを3/4馬身振り切って6勝目を奪取した。

5歳（2023年）

2月20日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、狸穴坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた16戦目は、オフト汐留賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた17戦目は、十貫坂賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（8戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた18戦目は、山王坂賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

デビュー前

当歳のとき、藤本ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ディアマントによって1,512万円で落札された。

森下淳平厩舎（大井）へ入厩。

5月8日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、行人坂賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。11頭立ての10番ゲートからスタート。競走除外となった。

5月26日、中5週で迎えた19戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、東郷坂賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したグロリアスセプターにアタマ差届かず2着となった。

7月6日、中5週で迎えた20戦目は、アスチルベ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた21戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したエメラルアポロンにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月1日、中1週で迎えた22戦目は、日高報知新聞特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフライオールデイズに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月15日、中1週で迎えた23戦目は、SORACHI1984（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた24戦目は、レダ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた25戦目は、北海道馬主会日高馬主振興会特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したズンガリプテルスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月25日、中3週で迎えた26戦目は、むかわ発!食欲の秋特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったクルードラゴンに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

6歳（2024年）

3月9日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた28戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスのJRAウルトラプレミアムロードカナロアカップ（中京ダート1800m 小雨/重）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

2021年1月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。