モエレエトワール（2002年生、母アイシンモナリザ）
Moere Etoile
2002.04.11
モエレエトワール（2002年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人気者（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアルカング（当時14歳）と交配したアイシンモナリザが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、中央平地17戦0勝、地方48戦11勝2着7回。2009年の赤レンガ記念(地方重賞)に勝利した他、2009年のジャイアントレッカー賞(一般)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、道見牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。6歳のとき、中村和夫から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場されたが主取りとなった。7歳のとき、中村和夫から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場され、広松重信によって262.5万円で落札された。
堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2004年）
6月1日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエリノフラワーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月1日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のイノセントカップ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月28日、中3週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのタニノギムレット賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアサティス賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエススキャンに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
11月7日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。
12月4日、中3週で迎えた6戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のポインセチア賞（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。
12月25日、中2週で迎えた7戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の樅の木賞（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。
3歳（2005年）
1月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。
1月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。
2月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。
3月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
3月27日、連闘で迎えた12戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。
4月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、3歳500万下の滝桜賞（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内田浩一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。
4月16日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。
5月7日、中2週で迎えた15戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で生野賢一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
11月12日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（京都芝1400m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（5戦0勝）。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。
12月3日、中2週で迎えた17戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（6戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。
4歳（2006年）
1月15日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（7戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
1月22日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。
3月12日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。
4月12日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた22戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2一（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホエールシャークに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。
4月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエクステンションにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。
5月18日、中2週で迎えた24戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6月14日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
6月29日、中1週で迎えた26戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、東芝ライテック賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。
7月25日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上A2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハツネドオゴをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。
8月17日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。
9月13日、中3週で迎えた29戦目は、揖保川特別（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（6戦2勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上A1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。
10月12日、中1週で迎えた31戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（9戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
11月23日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラブリーマスターを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて5勝目を手にした。
6歳（2008年）
5月22日、約18か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた34戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、レ・コードなまち にいかっぷ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた35戦目は、ミランダ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。
6月18日、中1週で迎えた36戦目は、アドマイヤジャパン賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、ソングオブウインド賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた38戦目は、東京スポーツ特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた39戦目は、イーグルカフェ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジエスギャラントに1馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
8月14日、中1週で迎えた40戦目は、カシオペア特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月27日、中1週で迎えた41戦目は、マイネルセレクト賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジエスギャラントに2馬身の差をつけて7勝目を収める
9月11日、中1週で迎えた42戦目は、サンライズペガサス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブレイジェルをアタマ差制して1着ゴールを果たした。
10月9日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた43戦目は、地方重賞の瑞穂賞（旭川ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた44戦目は、JAしずない万馬券特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（7戦3勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたトウショウヘリオス決め手に屈して半馬身差の2着となった。
11月6日、中1週で迎えた45戦目は、JA富川ルシナ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小国博行騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコンテに2馬身の差をつけて9勝目を手にした。
7歳（2009年）
5月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から32kg減らして迎えた46戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小国博行騎手（9戦4勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラプレに2馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。
6月3日、中3週で迎えた47戦目は、ジャイアントレッカー賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で小国博行騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクラハーンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。
6月18日、中1週で迎えた48戦目は、ディープインパクト・プレミアム1（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小国博行騎手（11戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
7月16日、中3週で迎えた49戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で小国博行騎手（12戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、伸びてきたゴッドセンド決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
10月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた50戦目は、元浦川特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で小国博行騎手（13戦6勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。
10月21日、中1週で迎えた51戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で小国博行騎手（14戦6勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったコパノカチドキに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
11月5日、中1週で迎えた52戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で小国博行騎手（15戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。
11月19日、中1週で迎えた53戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で小国博行騎手（16戦6勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。
12月20日、中3週で迎えた54戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、日向灘特別（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フサイチギャロップに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
8歳（2010年）
7月19日、約7か月の休み明けで迎えた55戦目は、大分川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。
7月31日、中1週で迎えた56戦目は、大村湾特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。
9月11日、中5週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた57戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したアインスキーにハナ差届かず2着となった。
9月25日、中1週で迎えた58戦目は、志布志湾特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。
10月10日、中1週で迎えた59戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた60戦目は、玄界灘特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったインザエアにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。
11月14日、中2週で迎えた61戦目は、KJ1の九州大賞典（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。
11月28日、中1週で迎えた62戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、菊池川特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。
9歳（2011年）
1月10日、中5週で迎えた63戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、佐賀どがんでん速かスプリント（佐賀ダート900m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
1月29日、中2週で迎えた64戦目は、佐賀ばらい速かスプリント（佐賀ダート900m 雪/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。
2月11日、中1週で迎えた65戦目は、アプローズカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。