ノースエアーポート（1995年生、母ゲルダマツチ）
North Airport
1995.05.15
ノースエアーポート（1995年5月15日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のローマンプリンス（当時14歳）と交配したゲルダマツチが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は横井 哲雄。戦績は、中央平地2戦0勝、地方41戦17勝2着10回。1999年の百万石賞(地方重賞)で2着に入った他、2000年のステイヤーズカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
鷹尾雄治厩舎（金沢）へ入厩。
2歳（1997年）
7月8日、デビュー戦は桑野等騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は443kg。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。
7月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキムタツヴィックに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
8月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキムタツヴィックに1馬身の差をつけて2勝目を収める
8月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマキオハートに1馬身の差をつけて制した。
9月15日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のサラブレッド若駒賞（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラタマメロディーから半馬身差の2着に敗北した。
9月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックライオンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキオハートから2馬身差の2着に敗北した。
10月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑野等騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のマキオハートに半馬身の差をつけて5勝目をマークした。
11月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑野等騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイレブンスキーをアタマ差制して制した。
11月23日、中1週で迎えた10戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で桑野等騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月13日、中2週で迎えた11戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で桑野等騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマイベルキングオーをクビ差制して7勝目をマークした。
3歳（1998年）
1月4日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、福寿草賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で桑野等騎手（11戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた13戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で桑野等騎手（12戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るゴルデンエクシードを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。
4月27日、中1週で迎えた14戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で桑野等騎手（13戦8勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた15戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で桑野等騎手（14戦8勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモーレーを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。
5月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で桑野等騎手（15戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマイリートムを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利をモノにする
6月9日、中1週で迎えた17戦目は、あじさい賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で桑野等騎手（16戦9勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。
7月6日、中3週で迎えた18戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で桑野等騎手（17戦9勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。
7月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で桑野等騎手（18戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサポートボーイをハナ差振り切って10勝目を達成した。
8月16日、中3週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で桑野等騎手（19戦10勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月14日、中3週で迎えた21戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で桑野等騎手（20戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るアラシコールを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。
9月27日、中1週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は22戦連続で桑野等騎手（21戦11勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。
10月25日、中3週で迎えた23戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は23戦連続で桑野等騎手（22戦11勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で桑野等騎手（23戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るアイスバーンを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利数を12に伸ばす
11月23日、中1週で迎えた25戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は25戦連続で桑野等騎手（24戦12勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったツルギコクリュウにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。
12月6日、中1週で迎えた26戦目は、レグルス特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は26戦連続で桑野等騎手（25戦12勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツルギコクリュウに1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす
12月21日、中1週で迎えた27戦目は、レグルス特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は27戦連続で桑野等騎手（26戦13勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のツルギコクリュウを半馬身振り切って勝利を手に入れた。
4歳（1999年）
1月3日、中1週で迎えた28戦目は、ほくてつニューイヤーカップ（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は28戦連続で桑野等騎手（27戦14勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カゼノヒリュウにクビ差交わされて2着に甘んじた。
4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は29戦連続で桑野等騎手（28戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるエーブジャパンを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。
4月27日、中1週で迎えた30戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は30戦連続で桑野等騎手（29戦14勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるヒノデソシアルを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。
5月23日、中3週で迎えた31戦目は、あすなろ賞（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は31戦連続で桑野等騎手（30戦14勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエーブジャパンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
6月20日、中3週で迎えた32戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 晴/不良）に出走。鞍上は32戦連続で桑野等騎手（31戦14勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リードジャイアンツに交わされて2馬身差の2着となった。
5歳（2000年）
5月18日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、堂山直樹騎手を鞍上に迎えて、北海道競馬記者クラブ特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月11日、中2週で迎えた34戦目は、巴賞（函館芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
7月6日、中3週で迎えた35戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のステイヤーズカップ（旭川ダート2100m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウエイコスモスからハナ差の2着となった。
8月15日、中5週で迎えた36戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月10日、中3週で迎えた37戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、札幌日経オープン（札幌芝2600m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。
11月9日、中8週で迎えた38戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリーンオペラに4馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
11月24日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の仲冬特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヒノデキングオーに1馬身半の差をつけて制した。
12月30日、中4週で迎えた40戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春待月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。
6歳（2001年）
1月23日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、新世紀特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた42戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、如月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月23日、中1週で迎えた43戦目は、梅見月特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のダービーヒルズに1馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす