アサカツービート（1981年生、母ランフアスター）

アサカツービート（1981年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハードツービート（当時12歳）と交配したランフアスターが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小池博幸。戦績は、中央平地40戦8勝2着6回。1987年の天皇賞（秋）(G1)で3着に入った他、1987年のマーチステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1983年）

11月5日、10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月19日、11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロオアイからアタマ差の2着となった。

12月4日、12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラレジャーから1馬身差の2着に敗北した。

12月17日、16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のハルマゲドンをクビ差制してトップでゴールを走り抜けた。

2歳（1984年）

1月8日、16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。12着に終わった。

1月28日、13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月9日、12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月23日、12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月14日、8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月4日、17頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のゾウゲブネレディに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月26日、10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月16日、8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月25日、8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月16日、15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3歳（1985年）

1月20日、16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。15着に終わった。

6月8日、11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月30日、9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリヨンシローから半馬身差の2着に敗北した。

7月20日、12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月11日、8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロノダイヤに2馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

8月25日、7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマチカネアスカをハナ差制してトップでゴールを駆け抜けた。

9月14日、6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後はサンシードラマと並んで1着同着となった。

10月20日、11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月17日、8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（1986年）

1月11日、5歳以上1400万下の睦月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したタイテエローザを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月12日、5歳以上1400万下の船橋ステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のブルーダーバンに1馬身半の差をつけて勝利を掴んだ。

5月11日、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

6月7日、5歳以上1400万下の水無月賞（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は菅原隆明騎手。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

6月29日、5歳以上1400万下の安達太良特別（福島芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は嶋田功騎手。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月8日、4歳以上900万下の御岳特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原隆明騎手。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

11月30日、4歳以上900万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手。19頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたエビスジョウジ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

12月13日、4歳以上900万下の鹿野山特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のマチカネカシマを半馬身振り切って勝利を挙げた。

6歳（1987年）

1月5日、ハンデG3の金杯（中山芝2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原隆明騎手。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に敗れた。

2月7日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の白富士賞（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

3月7日、マーチステークス（中山芝2200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は的場均騎手。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマートボーイをクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

4月11日、5歳以上1400万下の船橋ステークス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

9月26日、4歳以上1400万下のセプテンバーステークス（中山芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月1日、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は安田富男騎手。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月27日、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

7歳（1988年）

1月16日、5歳以上1400万下の睦月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたウメノシーボン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。