バンズーム（2011年生、母ペディクラリス）

バンズーム（2011年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「映画撮影のスタートの合図の音＋ズーム」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時12歳）と交配したペディクラリスが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2016年の名古屋大賞典(Jpn3)で2着に入った他、2014年のユニコーンステークス(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、諸江幸祐によって1,890万円で落札された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

10月19日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

11月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したベルキャニオンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2014年）

1月12日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったゴールドアクターを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したサヴァティアーノを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月2日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（4戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリキマルを異次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月13日、中5週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のリッカルドに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月25日、中5週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの鳳雛ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた8戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は田辺裕信騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

7月5日、中1週で迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月13日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上1000万下のレジェンドジョッキーズカップ（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、5着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の伊勢佐木特別（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したショウナンアポロンを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2015年）

2月21日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（8戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサトノアルバトロスにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月15日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（9戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリアルエンブレムを半馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

4月18日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上1600万下の下総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（10戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のキープインタッチをアタマ差振り切って4勝目をつかんだ。

7月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の五稜郭ステークス（函館芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた16戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、札幌日経オープン（札幌芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月4日、中7週で迎えた17戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の内房ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、5着に終わった。

12月12日、中9週で迎えた18戦目は、3歳以上1600万下の北総ステークス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（11戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のイントロダクションをハナ差振り切って5勝目を奪取した。

12月26日、中1週で迎えた19戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの師走ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5歳（2016年）

1月9日、中1週で迎えた20戦目は、ポルックスステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（12戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサンマルデュークにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中6週で迎えた21戦目は、総武ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（13戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（14戦4勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったアウォーディーに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

6月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた23戦目は、大沼ステークス（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（15戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた24戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのマリーンステークス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7歳（2018年）

4月15日、約21か月半の休養明けで迎えた25戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、京葉ステークス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた26戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンのアハルテケステークス（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

8月14日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、東京記念トライアル（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

11月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた29戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、黄葉賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

8歳（2019年）

1月17日、中8週で迎えた30戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、チバテレ盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月20日、中4週で迎えた31戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた32戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、柏の葉オープンかしわ記念TR（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた33戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、陽春賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンの皐月盃（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

9月25日、約4か月半の休み明けで迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンの千葉ダートマイル（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた36戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、幸オープン（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

11月21日、中3週で迎えた37戦目は、中原オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月10日、中2週で迎えた38戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

9歳（2020年）

1月9日、中3週で迎えた39戦目は、チバテレ盃（報知グランプリカッ（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月12日、中4週で迎えた40戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月3日、中2週で迎えた41戦目は、日吉オープン（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したタービランスにハナ差届かず2着となった。

4月7日、中4週で迎えた42戦目は、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡村健司騎手（6戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた43戦目は、’20 武蔵国オープン（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡村健司騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた44戦目は、皐月盃（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岡村健司騎手（8戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

5月20日、中1週で迎えた45戦目は、S1の大井記念（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岡村健司騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた46戦目は、短夜賞（船橋ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で岡村健司騎手（10戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた47戦目は、中原オープン（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で岡村健司騎手（11戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

9月9日、中7週で迎えた48戦目は、S1の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で岡村健司騎手（12戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

10月12日、中4週で迎えた49戦目は、富士見オープン（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で岡村健司騎手（13戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

11月15日、中4週で迎えた50戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、岩崎周吾生誕特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマッサンゴールドに3馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

12月5日、中2週で迎えた51戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、高知県山茶花特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた52戦目は、吉野川特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10歳（2021年）

1月1日、中1週で迎えた53戦目は、一般B4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジューンハルジオンに1馬身半の差をつけて優勝

1月19日、中2週で迎えた54戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、から池特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた55戦目は、一般B2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた56戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、どんぐり湖特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた57戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、春爛漫特別（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月28日、中1週で迎えた58戦目は、能登雪割草特別（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月25日、中3週で迎えた59戦目は、地方重賞の金沢スプリングカップ（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた60戦目は、揚げ浜式塩づくり特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた61戦目は、スーパースプリント賞（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた62戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた63戦目は、ネットで買うなら楽天競馬特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた64戦目は、医王山特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったウインオスカーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月22日、中3週で迎えた65戦目は、石動山特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で沖静男騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月10日、中2週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた66戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた67戦目は、パンパスグラスオープン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた68戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月29日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた69戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月12日、中1週で迎えた70戦目は、東海クラウン（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた71戦目は、イロハモミジ特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた72戦目は、イオノプシスオープン（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

2022年1月27日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。