ビワセイハ（1991年生、母スペースジエツト）

ビワセイハ（1991年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナスルエルアラブ（当時6歳）と交配したスペースジエツトが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本隆志。戦績は、中央平地45戦7勝2着4回、中央障害3戦1勝、地方5戦1勝2着1回。1996年の平安ステークス(G3)で3着に入った他、1995年のリバーサイドステークス(オープンハンデ)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

7月18日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月16日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

12月11日、中4週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3歳（1994年）

1月30日、中6週で迎えた5戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タガノジュエリーに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒシタカに約12馬身の大差をつけて未勝利戦を制した。

3月13日、中2週で迎えた7戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、スナークバンダムに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のエミネントバイオに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンの若草ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

5月28日、中5週で迎えた10戦目は、3歳オープンの白百合ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた11戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下のロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・ト（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。17頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

7月31日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の天草特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチアズルパンに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月10日、中5週で迎えた13戦目は、スカイブルーステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた14戦目は、太秦ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（4戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4歳（1995年）

6月4日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、安芸ステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったタイキパイソンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月23日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上900万下の天草特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で内山正博騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリーンサンダーに9馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

8月6日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の阿蘇ステークス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内山正博騎手（7戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のスズノパトリックを半馬身振り切って断然の支持に応えた。

9月9日、中4週で迎えた18戦目は、ギャラクシーステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内山正博騎手（8戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のヤングエブロスに3馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

10月29日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、アンドロメダステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内山正博騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦でオープンのリバーサイドステークス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で内山正博騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダンツダンサーに2馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。

12月16日、中2週で迎えた21戦目は、G3のウインターステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で内山正博騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって6着に敗れた。

5歳（1996年）

1月15日、中3週で迎えた22戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で内山正博騎手（12戦6勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

2月17日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、G2のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 雪/良）に出走。鞍上は12戦連続で内山正博騎手（13戦6勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

3月16日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた24戦目は、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で内山正博騎手（14戦6勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、伸びてきたビッグショウリ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月13日、中3週で迎えた25戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で内山正博騎手（15戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

10月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、アンドロメダステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンのリバーサイドステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（16戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた28戦目は、G3のウインターステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（17戦6勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

6歳（1997年）

1月6日、中2週で迎えた29戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

2月1日、中3週で迎えた30戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦でオープンの仁川ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた32戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（18戦6勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

5月3日、中7週で迎えた33戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンエムオージャをアタマ差制して久しぶりに美酒を浴びた。

7月13日、中1週で迎えた36戦目は、KBC杯（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

7歳（1998年）

5月17日、約10か月半の休養明けで迎えた37戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、栗東ステークス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンの東海ステークス（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は内山正博騎手（19戦6勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた39戦目は、灘ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（20戦6勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた40戦目は、KBC杯（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（21戦6勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

9月12日、中7週で迎えた41戦目は、ギャラクシーステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（22戦6勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた42戦目は、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内山正博騎手（23戦6勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた43戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、神無月ステークス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた44戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのトパーズステークス（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた45戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

12月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた46戦目は、ハンデ戦でオープンの摩耶ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

8歳（1999年）

1月10日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた47戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた48戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は内山正博騎手（24戦6勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

5月9日、約3か月の休養明けで迎えた49戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のチェクラインに3/4馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

5月23日、中1週で迎えた50戦目は、尾瀬特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワトニービンから6馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中4週で迎えた51戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、坂東太郎賞（高崎ダート1900m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた52戦目は、赤城山特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた53戦目は、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。