テンカイチ（1992年生、母マヤノエリカ）

テンカイチ（1992年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマヤノオリンピア（当時8歳）と交配したマヤノエリカが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は能登浩。戦績は、地方30戦12勝2着9回。1997年のオールスターカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

法理勝弘厩舎（高崎）へ入厩。

3歳（1995年）

3月1日、デビュー戦は米田弘一騎手を鞍上に据えて、4歳（高崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグドリームに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月20日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田弘一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトーマジャンプに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月20日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田弘一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルストンソフトからクビ差の2着に甘んじた。

5月5日、中1週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノメドウに5馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

6月18日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は米田弘一騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米田弘一騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーキングからクビ差の2着に甘んじた。

8月22日、中6週で迎えた7戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアリミファイトオーに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイリッシュロマンに1馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

9月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の奥利根特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーチャンプからクビ差の2着に甘んじた。

11月11日、中6週で迎えた10戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で工藤勉騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルストンソフトからクビ差の2着に甘んじた。

11月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で工藤勉騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナチュラルレディから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1996年）

1月3日、中4週で迎えた12戦目は、やまどり特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で工藤勉騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダンスフレンドリーに半馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

3月2日、中7週で迎えた13戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で工藤勉騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のワカクサホマレに2馬身半の差をつけて優勝

3月29日、中3週で迎えた14戦目は、鞍上は8戦連続で工藤勉騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中4週で迎えた15戦目は、群馬記念（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で工藤勉騎手（8戦4勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、約5か月半の休み明けで迎えた16戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーチャンプから2馬身差の2着となった。

11月18日、中4週で迎えた17戦目は、信濃特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、カシオペア特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマイチャペルに2馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

12月31日、中3週で迎えた19戦目は、高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（11戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（1997年）

5月3日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミダイオーからハナ差の2着に甘んじた。

5月15日、中1週で迎えた21戦目は、山吹特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（12戦5勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月9日、中3週で迎えた22戦目は、地方重賞のオールスターカップ（足利ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（13戦6勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナポレオンソロから2馬身半差の2着となった。

6歳（1998年）

5月29日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた23戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、カーネーション特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヨシポエムに3/4馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

7月5日、中4週で迎えた24戦目は、赤城山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェクラインからアタマ差の2着に甘んじた。

7月26日、中2週で迎えた25戦目は、妙義山特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスノウイニングに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

9月20日、中7週で迎えた26戦目は、ミルクカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、約3か月半の休み明けで迎えた27戦目は、地方重賞の高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は米田弘一騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7歳（1999年）

10月23日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた28戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月22日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた29戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた30戦目は、一般A（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のウインディライトに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。