ミール（1985年生、母ハーデイピユアー）

経歴

デビュー前

2歳（1987年）

10月17日、デビュー戦は郷原洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/不良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したトラフィライトにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月5日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフジナデシコをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（1988年）

1月6日、中4週で迎えた4戦目は、4歳400万下の若竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋行騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳400万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋行騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったハルジオンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月12日、中4週で迎えた6戦目は、4歳400万下の4歳抽せん馬特別（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋行騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳400万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋行騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた8戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

12月24日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋行騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ケイアテンションに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

4歳（1989年）

1月15日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（8戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったアインリーゼンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったカネイチスルスミにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月25日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋行騎手（10戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋行騎手（11戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリアルジェストに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4月16日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋行騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアサクサバリエンテに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月6日、中2週で迎えた15戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1400万下の薫風ステークス（東京芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

6月18日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下のUHB賞（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は郷原洋行騎手（13戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

6月25日、連闘で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（14戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

12月10日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（15戦3勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5歳（1990年）

1月6日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋行騎手（16戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋行騎手（17戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のメジロハイデンに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

7月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた21戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の麒麟山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったハッピィーギネスにねじ伏せられて7馬身差の2着となった。

8月12日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の瀬波特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

9月30日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は郷原洋行騎手（18戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（19戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたセントスクイズ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

11月11日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（20戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

6歳（1991年）

10月10日、約11か月の休養明けで迎えた26戦目は、伊藤隆志騎手を鞍上に迎えて、羊蹄賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた27戦目は、駒ヶ岳賞（函館(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤隆志騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中7週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた28戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般A1（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7歳（1992年）

1月21日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた29戦目は、日下部一二三騎手を鞍上に迎えて、大黒特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた30戦目は、うお座特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた31戦目は、一般A1（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は日下部一二三騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月23日、中1週で迎えた32戦目は、キャビン杯（宇都宮ダート1900m 雪/重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のウインザワールドに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

4月9日、中1週で迎えた33戦目は、桜花特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月6日、中3週で迎えた34戦目は、八汐賞（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケデンマンゲツから約14馬身差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた35戦目は、尊氏賞（足利ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小野三夫騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた36戦目は、クンシラン特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野三夫騎手（6戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月23日、中7週で迎えた37戦目は、太平記記念（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野三夫騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた38戦目は、稲穂賞（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野三夫騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月11日、中8週で迎えた39戦目は、長島茂夫騎手を鞍上に迎えて、せんげん山特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた40戦目は、トパーズ特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた41戦目は、草雲賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた42戦目は、春待月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

8歳（1993年）

1月9日、中0週で迎えた43戦目は、せんりょう特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野三夫騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた44戦目は、ガーネット特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野三夫騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた45戦目は、うお座特別（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野三夫騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。