ヒシリーガル（2002年生、母ヒシナイル）

ヒシリーガル（2002年3月29日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王のような」。毛色は鹿毛。種牡馬のTheatrical（当時20歳）と交配したヒシナイルが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。戦績は、中央平地19戦1勝、地方71戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

10月3日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月23日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入った。

11月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2005年）

1月5日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

2月6日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

6月18日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るチェリーカズオーを上がり3位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の大森浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の臥牛山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

8月28日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦1勝）。17頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月22日、中7週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（4戦1勝）。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（2006年）

7月23日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の古町特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く17着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で二本柳壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月26日、中3週で迎えた17戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

5歳（2007年）

4月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上500万下の伏拝特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた19戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた20戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、JAとまこまい広域メロン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、タップダンスシチー賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた22戦目は、上川町層雲峡花ものがたり特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた23戦目は、レグルス特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた24戦目は、カルビーポテト特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、競馬総合チャンネル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた26戦目は、十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた27戦目は、ネプチューン特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた28戦目は、北斗七星特別（旭川ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた29戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた30戦目は、JA幕別町長いも特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で桜井拓章騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた31戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般A6 B3-6（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月19日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた33戦目は、シクラメン特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6歳（2008年）

1月7日、連闘で迎えた34戦目は、めいほう杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた35戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた36戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、岐阜アグリフーズ杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた37戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた38戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた39戦目は、ローリージャパン発売記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた41戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月12日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた42戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパラダイスボスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って久しぶりに白星を挙げた。

4月19日、連闘で迎えた43戦目は、猊鼻渓賞（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月29日、中0週で迎えた44戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマニングリフォンに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

5月5日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモスパングルを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的支持に応えた。

5月17日、中1週で迎えた46戦目は、猊鼻渓賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦3勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のケイジーウィザードを3/4馬身振り切って5勝目を手にした。

5月26日、連闘で迎えた47戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のケイジーウィザードをアタマ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

6月9日、中1週で迎えた48戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた49戦目は、千沼ヶ原賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイジーウィザードに1馬身1/4の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

7月7日、中2週で迎えた50戦目は、胆沢城跡レース（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた51戦目は、森の風鶯宿・けんじワールド杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンワードグローに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月4日、中1週で迎えた52戦目は、夏油賞（水沢ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部英俊騎手（10戦6勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサンワードグローをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

8月15日、中1週で迎えた53戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で阿部英俊騎手（11戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月25日、中0週で迎えた54戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で阿部英俊騎手（12戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトーホウバルカンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月6日、中1週で迎えた55戦目は、増田の花火レース（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で阿部英俊騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のセンリオーをクビ差振り切って10勝目を達成した。

9月22日、中1週で迎えた56戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、安比温泉レース（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた57戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第1戦）（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

11月15日、中5週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた58戦目は、黒豆入り味付け餅レース（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（14戦9勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた59戦目は、後藤新平記念館レース（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（15戦9勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた60戦目は、鳥越の滝レース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（16戦9勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた61戦目は、氷渡探検洞レース（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（17戦9勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

7歳（2009年）

1月3日、連闘で迎えた62戦目は、気仙沼街道レース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（18戦9勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた63戦目は、北山崎レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（19戦9勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケンタッキーハットを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

4月6日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた64戦目は、遠野綾織の桜並木レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（20戦9勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた65戦目は、真昼岳レース（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（21戦9勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた66戦目は、ガンゴウランレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（22戦9勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた67戦目は、緑風賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（23戦9勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた68戦目は、盛岡市先人記念館レース（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部英俊騎手（24戦9勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月13日、中1週で迎えた69戦目は、光と音のページェントレース（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で阿部英俊騎手（25戦9勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた70戦目は、奥州前沢よさこいフェスタレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で阿部英俊騎手（26戦9勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

7月7日、中0週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた71戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、三田肉のマルセ特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた72戦目は、3歳以上A2 B1二（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた73戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた74戦目は、さわやか特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた75戦目は、なでしこ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

9月2日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた76戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた77戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた78戦目は、こすもす賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた79戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた80戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた81戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大柿一真騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた82戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた83戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワンダフルスタイルに6馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月24日、中1週で迎えた84戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8歳（2010年）

1月1日、連闘で迎えた85戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた86戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安原勝久騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた87戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安原勝久騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた88戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で安原勝久騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた89戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安原勝久騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のヒノデノイキオイを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月11日、中1週で迎えた90戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。