テイエムメデテカ（2006年生、母テイエムサイレン）
T M Medeteka
2006.04.02
テイエムメデテカ（2006年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋めでたい」。毛色は青鹿毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時10歳）と交配したテイエムサイレンが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方50戦4勝2着11回。2008年のひまわり賞(オープン)で2着に入った他、2010年の大阿蘇大賞典(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2008年）
7月19日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。
8月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入り込んだ。
8月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったコウエイハートにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
11月8日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
11月30日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい12着に敗れた。
12月27日、中3週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、6着に入り込んだ。
3歳（2009年）
1月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。
1月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（6戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。
2月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
3月21日、中4週で迎えた10戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。
12月17日、約9か月の休養明けで迎えた11戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月30日、中1週で迎えた12戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、師走特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
4歳（2010年）
1月20日、中2週で迎えた13戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2010M&Kジョッキーズカップ（第4戦）（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムマーチに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
2月2日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、節分特選（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエムテイボーイに3/4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。
3月3日、中3週で迎えた15戦目は、新冠特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシークレットハートをクビ差制して3勝目をマークした。
3月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の大阿蘇大賞典（荒尾ダート2000m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月4日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた17戦目は、普賢岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月16日、中1週で迎えた18戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月1日、中1週で迎えた19戦目は、朴在鎬騎手を鞍上に迎えて、雲仙岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーアサールトから4馬身差の2着となった。
5月21日、中2週で迎えた20戦目は、市房山カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で朴在鎬騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月4日、中1週で迎えた21戦目は、多良岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で朴在鎬騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレフェニックスから5馬身差の2着に敗北した。
6月17日、中1週で迎えた22戦目は、みなづき特別（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で朴在鎬騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月17日、中3週で迎えた23戦目は、俵山カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレフェニックスから2馬身差の2着に敗北した。
7月29日、中1週で迎えた24戦目は、えびの特別（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた25戦目は、黒岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムマーチからクビ差の2着に惜敗した。
8月26日、中1週で迎えた26戦目は、霧島賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月2日、連闘で迎えた27戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた28戦目は、サファイアカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
9月24日、連闘で迎えた29戦目は、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムジカッドから1馬身半差の2着となった。
10月8日、中1週で迎えた30戦目は、菊池川特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムアツヒメから1馬身差の2着に敗北した。
10月15日、連闘で迎えた31戦目は、KJ3の九州記念（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月4日、中2週で迎えた32戦目は、ひばり特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤジレオンから半馬身差の2着となった。
11月19日、中1週で迎えた33戦目は、RKK特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月24日、連闘で迎えた34戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシークレットハートに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。
12月10日、中1週で迎えた35戦目は、坪井川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノウィンザーから半馬身差の2着となった。
12月17日、連闘で迎えた36戦目は、有明新報カップ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったペプチドジャスパーから3馬身差の2着に敗北した。
12月31日、中1週で迎えた37戦目は、地方重賞の肥後の国グランプリ（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5歳（2011年）
1月14日、中1週で迎えた38戦目は、荒尾金盃（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
1月21日、連闘で迎えた39戦目は、荒尾たまがるスプリント（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月3日、中1週で迎えた40戦目は、とびうめ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月10日、連闘で迎えた41戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレマジックマンから半馬身差の2着となった。
2月18日、連闘で迎えた42戦目は、唐人川特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月3日、中1週で迎えた43戦目は、新冠特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月11日、連闘で迎えた44戦目は、地方重賞の開設83周年記念 大阿蘇大賞典（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、阿蘇米塚カップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月7日、中1週で迎えた46戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月15日、連闘で迎えた47戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、筒ヶ岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノウィンザーから2馬身差の2着となった。
4月30日、中1週で迎えた48戦目は、阿蘇高岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた49戦目は、エメラルドカップ（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月17日、中2週で迎えた50戦目は、地方重賞の九州むしゃんよかスプリント（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月28日、中5週で迎えた51戦目は、えびの特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月5日、連闘で迎えた52戦目は、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月24日、中2週で迎えた53戦目は、霧島賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（12戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月9日、中1週で迎えた54戦目は、妙見岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月14日、中4週で迎えた55戦目は、かんなづき特別（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月20日、連闘で迎えた56戦目は、菊池川特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（14戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた57戦目は、三角岳特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月10日、連闘で迎えた58戦目は、加勢川特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（16戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
11月25日、中1週で迎えた59戦目は、高塚山特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（17戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。