コウセイランラン（2007年生、母イシノミモザ）

コウセイランラン（2007年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋走る」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時7歳）と交配したイシノミモザが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方40戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の一般C6。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カミイスタットから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

3月7日、デビュー戦は小坂忠士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 雨/不良）に出走。馬体重は410kg。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず14着に終わった。

5月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり17着に終わった。

7月9日、中6週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、光建設特選（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた4戦目は、一般C24（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったネヴァオーケストラから7馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中1週で迎えた5戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、天の川特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた6戦目は、りっちゃんのDCマジ最高杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後はトシイチロマンと並んで2着同着となった。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、ピヨちゃんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた8戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた9戦目は、荒尾ふれあい朝市会賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた10戦目は、花心・ファーシン杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月3日、中1週で迎えた11戦目は、寺本良太・市川純子結婚記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた12戦目は、杉村騎手WSJS優勝祈念（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（8戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイシヤクカイザーをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

12月3日、中0週で迎えた13戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、いて座特選（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（9戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスラッシュカフェに1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月31日、中1週で迎えた15戦目は、除夜の鐘特選（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（10戦2勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月8日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、睦月特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月14日、連闘で馬体重を前走から11kg戻して迎えた17戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（11戦2勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月21日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた18戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（12戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（13戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月8日、中8週で迎えた20戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（14戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（15戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた22戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（16戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（17戦2勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートハートに2馬身半の差をつけて制した。

5月20日、連闘で迎えた24戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（18戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた25戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、紫陽花特選（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた26戦目は、競馬ステーション賞（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（19戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のイマリオーエンスに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（20戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクフォンテンからクビ差の2着に甘んじた。

7月28日、中2週で迎えた28戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（21戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた29戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（22戦4勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた30戦目は、一般C8（荒尾ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（23戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーベリルから1馬身半差の2着に敗北した。

9月2日、連闘で迎えた31戦目は、一般C6（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（24戦4勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のテンカラットに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月8日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（25戦5勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた33戦目は、たち荒☆かわら版1周年記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（26戦5勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた34戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾林幸彦騎手（27戦5勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた36戦目は、直哉&駿哉・親子荒尾旅記念（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（28戦5勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（29戦5勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月11日、連闘で迎えた38戦目は、名馬を訪ねて九州遠征UI賞（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（30戦5勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた39戦目は、切り株チェイサー杯（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（31戦5勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた40戦目は、今月の荒尾競馬は特別で賞（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（32戦5勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた41戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、荒尾・福山フレンドリー騎手交流（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムライチョウから3/4馬身差の2着となった。

12月16日、連闘で迎えた42戦目は、広・直・オージの家新築記念（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（33戦5勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。