コンクパール（1993年生、母レモンスフレ）
Conc.Pearl
1993.05.17
コンクパール（1993年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のモガミチャンピオン（当時8歳）と交配したレモンスフレが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地19戦3勝、地方21戦12勝2着2回。2000年のパールオープン(一般A)に勝利した他、2000年のオータムカップ（P）(一般 ハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
伊藤強一厩舎（笠松）へ入厩。
2歳（1995年）
12月18日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったベンテンワンダーから1馬身差の2着に敗北した。
12月28日、中0週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイエロースターに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（1996年）
1月17日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイティダンサーからハナ差の2着に甘んじた。
3月6日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンタチェリーに8馬身の差をつけて制した。
3月25日、中2週で迎えた6戦目は、鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のワッスルアイドルンに3/4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。
5月28日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ パパイヤ賞 イ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタケイチヒカルに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
6月21日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコンバットヒーローに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
11月26日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコトブキディクティに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
4歳（1997年）
1月14日、中6週で迎えた10戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、松竹梅特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワイズプロジェクトに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
3月12日、中7週で迎えた11戦目は、桜草特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミツアキアマゾンに2馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
4月1日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオグリシンボリに4馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。
4月23日、中2週で迎えた13戦目は、牡丹特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノタイショウに7馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。
5月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（12戦9勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。
6月22日、中4週で迎えた15戦目は、吾妻小富士オープン（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（13戦9勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。
7月10日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、槍ケ岳特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（14戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（15戦9勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月6日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（16戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオグリプロテクターに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
5歳（1998年）
1月11日、中8週で迎えた19戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファイナルカイザーに3馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす
1月25日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
2月15日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
2月28日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフェイマスケイを半馬身振り切って勝利をモノにする
3月29日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の姫路特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイブルシンザンを驚異的な末脚で半馬身差し切って勝利数を14に伸ばす
4月26日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の丹沢ステークス（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。
5月23日、中3週で迎えた25戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（6戦3勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
6月14日、中2週で迎えた26戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの東海ステークス（中京ダート1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。
6歳（1999年）
3月14日、約9か月の休み明けで迎えた27戦目は、5歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（7戦3勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。
4月25日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の丹沢ステークス（東京ダート2100m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。
5月22日、中3週で迎えた29戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、G3の武蔵野ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。
7歳（2000年）
1月8日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、S.サンダース騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の雅ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。
2月5日、中3週で迎えた31戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の金蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。
2月13日、連闘で迎えた32戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の北山ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。
2月26日、中1週で迎えた33戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。
3月12日、中1週で迎えた34戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の遠州灘ステークス（中京ダート2300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。
3月20日、連闘で迎えた35戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月9日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の梅田ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。
6月14日、中8週で迎えた37戦目は、パールオープン（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（17戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーイソハルをアタマ差制して久方ぶりに美酒を浴びた。
7月5日、中2週で迎えた38戦目は、地方重賞のスプリンター争覇（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（18戦11勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月13日、中9週で迎えた39戦目は、ハンデ戦でオープンのオータムカップ（P）（笠松ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（19戦11勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。
10月9日、中3週で迎えた40戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。