スイグン（2000年生、母エイランスイセイ）

スイグン（2000年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。2004年にNARグランプリアラブ最優秀馬、2005年にNARグランプリアラブ最優秀馬を受賞した。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時15歳）と交配したエイランスイセイが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中山巖。戦績は、地方40戦22勝2着10回。2004年の西日本アラブ大賞典(アラ系3歳以上)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

千同武治厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2002年）

6月29日、デビュー戦は片桐正雪騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（福山ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は487kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドアラジンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月5日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴッドフィンガーから半馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカノンエールから6馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中6週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラアッセからクビ差の2着に惜敗した。

12月29日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で片桐正雪騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスセンプーに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

3歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で片桐正雪騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったムサシボウタッチから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で片桐正雪騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で片桐正雪騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月23日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のキングカップ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で片桐正雪騎手（9戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノエージェントから1馬身半差の2着となった。

4月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の創刊55周年記念デイリースポーツ賞（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で片桐正雪騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミスラッキーに半馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の福山ダービー（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で片桐正雪騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2-3（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で片桐正雪騎手（12戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイケノロマンに4馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

6月19日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の兵庫アラブ優駿（園田ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で片桐正雪騎手（13戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。失格となった。

7月21日、中4週で迎えた15戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、アマリリス特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモナクモナナに3/4馬身の差をつけて制した。

8月9日、中2週で迎えた16戦目は、金沢競馬騎手招待兼六園特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のモナクモナナに2馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

9月21日、中5週で迎えた17戦目は、秋立つ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイシャレードに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月13日、中2週で迎えた18戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1以下（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクールフォーチュンをアタマ差制して破竹の4連勝を決めた。

10月26日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の鞆の浦賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（16戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のユノエージェントに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月30日、中4週で迎えた20戦目は、3歳戦の全日本アラブグランプリ（福山ダート2250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（17戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクールフォーチュンに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（2004年）

1月2日、中4週で迎えた21戦目は、福山大賞典（福山ダート2600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（18戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノホマレから2馬身半差の2着に敗北した。

1月18日、中1週で迎えた22戦目は、エフエムふくやまレディオBINGO賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（19戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハカタカッサイに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

2月22日、中4週で迎えた23戦目は、花市場賞（福山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（20戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のユノエージェントに半馬身の差をつけて雨中の戦いを制した。

3月7日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、西日本アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で片桐正雪騎手（21戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユキノホマレをクビ差振り切って勝利数を13に伸ばす

5月2日、中7週で迎えた25戦目は、福山桜花賞（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で片桐正雪騎手（22戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノエージェントからハナ差の2着に甘んじた。

6月6日、中4週で迎えた26戦目は、アラブ大賞典（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で片桐正雪騎手（23戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハッコーディオスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月4日、中3週で迎えた27戦目は、福山てんまや賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で片桐正雪騎手（24戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラピッドリーランから1馬身半差の2着に敗北した。

8月15日、中5週で迎えた28戦目は、アラブグランプリ（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で片桐正雪騎手（25戦12勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマッピーウェーブを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月19日、中4週で迎えた29戦目は、彦山特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で片桐正雪騎手（26戦13勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラピッドリーランに1馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす

10月31日、中5週で迎えた30戦目は、福山菊花賞（福山ダート2250m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で片桐正雪騎手（27戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中5週で迎えた31戦目は、ポインセチア特別（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で片桐正雪騎手（28戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のラピッドリーランに2馬身半の差をつけて制した。

5歳（2005年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、福山大賞典（福山ダート2600m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で片桐正雪騎手（29戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイユウオライオンから1馬身差の2着に敗北した。

1月30日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた33戦目は、エフエムふくやまレディオBINGO賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で片桐正雪騎手（30戦15勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメイユウオライオンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月20日、中6週で迎えた34戦目は、ローゼンホーマ記念（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で片桐正雪騎手（31戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のモナクラムセスに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月1日、中5週で迎えた35戦目は、福山桜花賞（福山ダート2250m 雨/重）に出走。鞍上は17戦連続で片桐正雪騎手（32戦17勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノホマレに半馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす

6月5日、中4週で迎えた36戦目は、アラブ大賞典（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で片桐正雪騎手（33戦18勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノホマレに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月17日、中5週で迎えた37戦目は、高知競馬サラブレッド招待交流（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で片桐正雪騎手（34戦19勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノホマレに3/4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月27日、約4か月半の休み明けで迎えた38戦目は、初霜特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で片桐正雪騎手（35戦20勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた39戦目は、ポインセチア特別（福山ダート1800m 雪/良）に出走。鞍上は21戦連続で片桐正雪騎手（36戦20勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノホマレから3/4馬身差の2着に敗北した。

6歳（2006年）

1月2日、中1週で迎えた40戦目は、福山大賞典（福山ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で片桐正雪騎手（37戦20勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。