メイジン（2011年生、母アドマイヤサクラ）

メイジン（2011年6月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「名人」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時12歳）と交配したアドマイヤサクラが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスマイルファーム。2017年の中日杯(地方重賞)に勝利した他、2017年の金沢スプリングカップ(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

2月24日、デビュー戦はU.リスポリ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

4月5日、中5週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月20日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた4戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンスセイバーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月11日、中2週で迎えた5戦目は、平取町にぶたに湖賞（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラッドオレンジに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマジャイアンに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2015年）

9月2日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、新ひだか町シベチャリのチャシ遺跡賞（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井上幹太騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

11月8日、中9週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

5歳（2016年）

4月9日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

4月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

7月2日、中7週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で津村明秀騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた14戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の南相馬特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた16戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

8月31日、中0週で迎えた17戦目は、レダ特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上幹太騎手（4戦3勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

11月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/良）に出走。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた19戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート2500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

6歳（2017年）

3月19日、約3か月の休み明けで迎えた20戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、山中温泉カニ汁大鍋特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスズトラッドに4馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

4月2日、中1週で迎えた21戦目は、酒樽がえし特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のフランチャイズに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月18日、中1週で迎えた22戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、スプリング特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のデルマサンダユウに4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

4月30日、中1週で迎えた23戦目は、地方重賞の金沢スプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウショウプライドに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月30日、中3週で迎えた24戦目は、菖蒲湯まつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のナツに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月11日、中1週で迎えた25戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、トウショウプライドに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた26戦目は、スプリント特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアイナに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月25日、中3週で迎えた27戦目は、地方重賞の金沢スプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

9月3日、中5週で迎えた28戦目は、蛸島の秋祭り特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナツに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月12日、中9週で迎えた29戦目は、かほくかにカニ合戦特別（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（7戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアイナに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月10日、中3週で迎えた30戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（8戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のマイネルリボーンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7歳（2018年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた31戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平瀬城久騎手（9戦7勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

3月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた32戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、おトクで楽しい!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた33戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた34戦目は、揚げ浜式塩づくり特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマイネルリボーンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月17日、中3週で迎えた35戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（10戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

10月23日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、倶利伽羅源平の郷ござっさい祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（11戦7勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったサノラブに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月18日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた37戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（12戦7勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

12月27日、中5週で迎えた38戦目は、2018金沢ファイナル特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（13戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメジャーシップに1馬身半の差をつけて優勝

8歳（2019年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた39戦目は、楽天競馬で便利におトクに特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（14戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた40戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、マリーゴールド特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、グルームアイランドに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月23日、中1週で迎えた41戦目は、楽天競馬ポッ娘・津田麻莉奈賞（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで踏ん張ったが、勝ったカレンラストショーにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗れた。

10歳（2021年）

4月11日、約22か月の休養明けで迎えた42戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマカツレオンに4馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

4月27日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウガロンヌに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月10日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦2勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、リードを5馬身以上確保して、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、勝ったヤマカツライデンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた45戦目は、競馬かふぇ.comオープン記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセリアノーブルに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月29日、中4週で迎えた46戦目は、天帝Final「絆」naka記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトロンビーノを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた47戦目は、楽天競馬杯ポイント貯まる賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤田弘治騎手（7戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリチェルカータに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月15日、中4週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた48戦目は、楽天競馬でネット投票賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で藤田弘治騎手（8戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアンシンカブルに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月14日、中3週で迎えた49戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR金沢第2戦（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアンシンカブルに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2021年10月19日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。