ラッキーチェイサー（1994年生、母シエリトリンド）
Lucky Chaser
1994.04.15
ラッキーチェイサー（1994年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラツキーキヤスト（当時15歳）と交配したシエリトリンドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は三村 卓也。戦績は、中央平地1戦0勝、地方51戦13勝2着7回。1999年のくろゆり賞(地方重賞)で2着に入った他、1999年の名港盃(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
岩崎幸紀厩舎（笠松）へ入厩。
2歳（1996年）
7月31日、デビュー戦は坂井薫人騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアタゴロッキーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
8月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンプウライデンから6馬身差の2着に敗北した。
9月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノハヒバリに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。
10月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のルイボステイオーをクビ差制して勝利をモノにする
10月28日、中3週で迎えた5戦目は、鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。
3歳（1997年）
4月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で坂井薫人騎手（5戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井薫人騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシデンキングから半馬身差の2着に敗北した。
5月16日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井薫人騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月4日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂井薫人騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月13日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で坂井薫人騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月13日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で坂井薫人騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月14日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で坂井薫人騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月2日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で坂井薫人騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2ト（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で坂井薫人騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキングオブフェイスに3馬身の差をつけて4勝目を収める
11月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で坂井薫人騎手（14戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイチャネルに半馬身の差をつけて5勝目を奪取した。
11月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で坂井薫人騎手（15戦5勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月12日、中2週で迎えた17戦目は、伊吹特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で坂井薫人騎手（16戦5勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月28日、中1週で迎えた18戦目は、スポニチ杯（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で坂井薫人騎手（17戦5勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のイソノネイチブに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
4歳（1998年）
1月11日、中1週で迎えた19戦目は、ことぶき特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は19戦連続で坂井薫人騎手（18戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のルイスに1馬身の差をつけて7勝目をマークした。
2月11日、中3週で迎えた20戦目は、初花月特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で坂井薫人騎手（19戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月11日、中3週で迎えた21戦目は、春蘭特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で坂井薫人騎手（20戦7勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のイクノコウトクテンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
4月7日、中3週で迎えた22戦目は、次井武史騎手を鞍上に迎えて、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。
4月28日、中2週で迎えた23戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、ふじの花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るライジングハントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。
5月12日、中1週で迎えた24戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、初夏特別（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
6月3日、中2週で迎えた25戦目は、清流短距離特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（21戦8勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
10月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた26戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（22戦8勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。
10月16日、中1週で迎えた27戦目は、白菊特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（23戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
11月9日、中2週で迎えた28戦目は、せせらぎ特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（24戦8勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ポリスウーマンに交わされて1馬身差の2着となった。
12月15日、中4週で迎えた29戦目は、師走特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（25戦8勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。
5歳（1999年）
1月1日、中1週で迎えた30戦目は、元旦特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井薫人騎手（26戦8勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のタカノハハローに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。
1月15日、中1週で迎えた31戦目は、新春特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井薫人騎手（27戦9勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトミケンシルバーに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす
2月10日、中3週で迎えた32戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井薫人騎手（28戦10勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
3月14日、中4週で迎えた33戦目は、ハンデ戦でオープンのマーチカップ（P）（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂井薫人騎手（29戦10勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。
3月31日、中1週で迎えた34戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で坂井薫人騎手（30戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月14日、中1週で迎えた35戦目は、つつじ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂井薫人騎手（31戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャパンホーラーからアタマ差の2着に甘んじた。
4月29日、中1週で迎えた36戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂井薫人騎手（32戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアズマラシアンに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす
6月5日、中4週で迎えた37戦目は、テレビ愛知オープン（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は13戦連続で坂井薫人騎手（33戦11勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に終わった。
7月20日、中5週で迎えた38戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。
8月14日、中3週で迎えた39戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（34戦11勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったマジックリボンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
9月29日、中6週で迎えた40戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（35戦11勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。
11月8日、中5週で迎えた41戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（36戦11勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた42戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。
12月12日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデ戦でオープンのウインター争覇（P）（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。
6歳（2000年）
1月1日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（37戦11勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。
1月30日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた45戦目は、寒桜特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアタゴホープからクビ差の2着に惜敗した。
2月14日、中1週で迎えた46戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（38戦11勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーベイツから2馬身差の2着となった。
3月8日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ戦でオープンのマーチカップ（P）（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（39戦11勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
4月5日、中3週で迎えた48戦目は、地方重賞のスプリング争覇（笠松ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（40戦11勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。
5月10日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた49戦目は、ジルコニアオープン（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（41戦11勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月25日、中1週で迎えた50戦目は、白バラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6月28日、中4週で迎えた51戦目は、あじさい特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（42戦11勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。
12月15日、約5か月半の休養明けで迎えた52戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のセイエイカチヌクをクビ差振り切って休養明けの一戦を物にした。