シンドバッド（2000年生、母スイートイブン）

シンドバッド（2000年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「千夜一夜物語に登場するバグダッドの船乗りの名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時11歳）と交配したスイートイブンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。戦績は、中央平地7戦0勝、地方36戦18勝2着5回。2003年の園田ダービー(地方重賞)に勝利した他、2003年のMRO金賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白瀬明から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」と「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。1歳のとき、白瀬明から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、前田晋二によって735万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

7月4日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンプウムサシに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

9月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、2歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロッコウタイガーに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の淡路ビーフ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブリッジヘッドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月26日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3歳（2003年）

1月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の園田ユースカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チアズファルコンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒカリシャンハイに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月19日、中5週で迎えた11戦目は、3歳戦のデイリースポーツ社賞（姫路ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマタカッタに2馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

4月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマタカッタに約11馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

4月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳G3の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（10戦4勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上A1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（11戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャトーチェリーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月9日、中5週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（12戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルエクソンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月12日、中4週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（13戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエンシェントを3/4馬身振り切って8勝目を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた17戦目は、3歳G3のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小牧太騎手（14戦6勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月28日、中3週で迎えた18戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の神戸新聞杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた19戦目は、エニフステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦2勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

4歳（2004年）

4月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた20戦目は、淡路いざなぎ特別（園田ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャワーパーティーに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

5月5日、連闘で迎えた21戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月2日、中3週で迎えた22戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

6月20日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた23戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（6戦2勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

7月15日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた24戦目は、ハンデ戦の近松のまちあまがさき特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた25戦目は、G3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に終わった。

5歳（2005年）

1月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた26戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、NewYear スプリントカップ（園田ダート1230m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーセンノースランに半馬身交わされて2着となった。

1月26日、中3週で迎えた27戦目は、滝野温泉「ぽかぽ」特別（園田ダート1230m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウェイザストロングに6馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

2月18日、中2週で迎えた28戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の草たまご特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンボリシャイアンに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

3月17日、中3週で迎えた29戦目は、花・ゆめ・根日女・加西特別（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンボリシャイアンに6馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

4月14日、中3週で迎えた30戦目は、バファローズ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウエイトフォーに1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月3日、中2週で迎えた31戦目は、G3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（11戦4勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた32戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナシュータックに約13馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

7月14日、中5週で迎えた33戦目は、やなぎ豆腐特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（13戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンボリシャイアンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月18日、中4週で迎えた34戦目は、みついし昆布特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（14戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラックパワーに4馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

9月7日、中2週で迎えた35戦目は、地方重賞の姫路チャレンジカップ（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（15戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシャワーパーティーを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

10月5日、中3週で迎えた36戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で岩田康誠騎手（16戦8勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた37戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で岩田康誠騎手（17戦8勝）。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り18着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた38戦目は、兵庫オーナーズカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩田康誠騎手（18戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンノースランを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月8日、中1週で迎えた39戦目は、白鶴まるカップ（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩田康誠騎手（19戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキクノジェニーに7馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

12月28日、中2週で迎えた40戦目は、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で岩田康誠騎手（20戦9勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

6歳（2006年）

1月19日、中2週で迎えた41戦目は、4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で岩田康誠騎手（21戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレッドペガサスに3馬身の差をつけて勝利数を18に伸ばす

8歳（2008年）

10月2日、約33か月の休み明けで迎えた42戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月13日、中5週で迎えた43戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、西脇市日本のへそ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。