フィールドベアー（2003年生、母シュガーキャンディ）

フィールドベアー（2003年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋熊」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時11歳）と交配したシュガーキャンディが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地51戦8勝2着9回。2008年の札幌記念(G2)で3着に入った他、2008年の函館記念(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、地田勝三によって3,045万円で落札された。

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月29日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエリモストッパーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のつばき賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したタマモサポートを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月8日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したショウナンサザンにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったマストビートゥルーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の奥尻特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋山真一郎騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したシュフルールにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の大森浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋山真一郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったシャドウゲイトに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下の臥牛山特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で秋山真一郎騎手（7戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたコスモキララ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で秋山真一郎騎手（8戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のバンブーユーロを3/4馬身振り切って2勝目をマークした。

11月5日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の北大路特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で秋山真一郎騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の東山特別（京都芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で秋山真一郎騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の境港特別（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で秋山真一郎騎手（11戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4歳（2007年）

1月6日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の初夢賞（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で秋山真一郎騎手（12戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で秋山真一郎騎手（13戦1勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたオリエントチャーム決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

2月18日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下の宇治川特別（京都芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で秋山真一郎騎手（14戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下の丹波特別（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で秋山真一郎騎手（15戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスピードタッチを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月31日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1600万下の難波ステークス（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で秋山真一郎騎手（16戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の朱雀ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で秋山真一郎騎手（17戦2勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のHTB杯（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で秋山真一郎騎手（18戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のキタグニジョーをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。

7月8日、中2週で迎えた21戦目は、巴賞（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で秋山真一郎騎手（19戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上1600万下の漁火ステークス（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で秋山真一郎騎手（20戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサイレントプライドにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、3歳以上1600万下の大原ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で秋山真一郎騎手（21戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上1600万下の清水ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で秋山真一郎騎手（22戦3勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の古都ステークス（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で秋山真一郎騎手（23戦3勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のソリッドプラチナムを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

12月8日、中2週で迎えた26戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は25戦連続で秋山真一郎騎手（24戦4勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

5歳（2008年）

1月5日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデG3の京都金杯（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で秋山真一郎騎手（25戦4勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

2月9日、中4週で迎えた28戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は27戦連続で秋山真一郎騎手（26戦4勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月15日、中4週で迎えた29戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた30戦目は、福島民報杯（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（27戦4勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のグラスボンバーを3/4馬身振り切って優勝

5月10日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（28戦5勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

7月13日、中8週で迎えた32戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、巴賞（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後はマヤノライジンと並んで1着同着となった。

7月27日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（29戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたトーセンキャプテン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月24日、中3週で迎えた34戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（30戦5勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月12日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、G2の毎日王冠（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（31戦5勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

11月24日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた36戦目は、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（32戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月28日、中4週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンの2008ファイナルステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（33戦5勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のホッカイカンティをクビ差振り切って8勝目を収める

6歳（2009年）

2月7日、中5週で迎えた38戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋山真一郎騎手（34戦6勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた39戦目は、G3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋山真一郎騎手（35戦6勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

3月21日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦でオープンの六甲ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で秋山真一郎騎手（36戦6勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月14日、約8か月の休養明けで迎えた41戦目は、ハンデ戦でオープンのアンドロメダステークス（京都芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で秋山真一郎騎手（37戦6勝）。17頭立ての8番人気で大外17番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた42戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で秋山真一郎騎手（38戦6勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた43戦目は、G2の阪神カップ（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で秋山真一郎騎手（39戦6勝）。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7歳（2010年）

1月5日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデG3の京都金杯（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で秋山真一郎騎手（40戦6勝）。15頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

2月7日、中4週で迎えた45戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で秋山真一郎騎手（41戦6勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた46戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのポラリスステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた47戦目は、G2の産経大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（42戦6勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

5月2日、中3週で迎えた48戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（43戦6勝）。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた49戦目は、ハンデ戦でオープンの函館競馬場グランドオープン記念（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（44戦6勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月25日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた50戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（45戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた51戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（46戦6勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。