マヨノエンゼル（2006年生、母エムケイミラクル）

マヨノエンゼル（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時9歳）と交配したエムケイミラクルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は佐々木牧場。戦績は、地方42戦11勝2着6回。2009年の岩手ダービーダイヤモンドカップ(地方重賞)に勝利した他、2010年のトウケイニセイ記念(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

葛西勝幸厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2008年）

6月7日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は394kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルブツクリエイタを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1400m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクラサッキーに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月24日、連闘で迎えた3戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のりんどう賞（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた4戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の黄菊賞（盛岡芝1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月16日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したワタリシンセイキにアタマ差届かず2着となった。

12月14日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた9戦目は、2歳A（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウホクビジンに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3歳（2009年）

3月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳戦の奥州市職員奥馬の会会長杯（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセンリグランピーに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトキワノマツカゼを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1番人気に応えた。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の阿久利黒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本政聡騎手（8戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトキワノマツカゼをアタマ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

5月17日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で山本政聡騎手（9戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンストンジールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた14戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のトキワノマツカゼをハナ差振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

7月12日、中5週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた16戦目は、久慈琥珀レース（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンダーボナンザに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月31日、中3週で迎えた17戦目は、すずらん賞（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグッドストーンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

9月13日、中1週で迎えた18戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノケンシロウを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月12日、中3週で迎えた19戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦4勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた20戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（水沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグレードアップに半馬身届かず2着に敗北した。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 小雪/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったゴールドマインに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2010年）

1月11日、中1週で迎えた24戦目は、地方重賞のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で小林俊彦騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゴールドマインに1馬身1/4の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた25戦目は、赤松杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小林俊彦騎手（11戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた26戦目は、浅舞公園あやめまつりレース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月2日、約3か月半の休み明けで迎えた27戦目は、バラ輝石マリンローズレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（12戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた28戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、すずらん賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（13戦5勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた30戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（14戦5勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた31戦目は、地方重賞の北上川大賞典（水沢ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（15戦5勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた32戦目は、栗駒賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（16戦5勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた33戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイメイジュエリーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた34戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 雪/不良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったロックハンドスターに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5歳（2011年）

1月10日、中0週で迎えた35戦目は、地方重賞のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月31日、約6か月半の休養明けで迎えた36戦目は、すずらん賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（11戦4勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

9月25日、中7週で迎えた37戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた38戦目は、がんばろう釜石（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月6日、中3週で迎えた39戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた40戦目は、栗駒賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた41戦目は、農と輝の大地八幡平市レース（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた42戦目は、白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。