リーチアディール（2018年生、母サミーカラー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、増本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山本将司によって410.4万円で落札された。

2歳（2020年）

12月18日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は525kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のユラノグラフィアに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2021年）

1月1日、中1週で迎えた2戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2021幕開け特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダイシンピスケスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中4週で迎えた4戦目は、3歳オープンの椿賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた5戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花見月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2022年）

2月1日、約10か月半の休養明けで迎えた6戦目は、桜草賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた7戦目は、蓮華草賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルベアオンスを別次元の末脚で3/4馬身差し切って2勝目を収める

4月7日、中4週で迎えた8戦目は、擬宝珠賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったヤマニンリュシオルにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中3週で迎えた9戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、くじら特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた10戦目は、香月杯（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアレクサンドロスに5馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6月13日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、カペラ賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月8日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた12戦目は、綾瀬市ばら普及プロジェクト記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

8月2日、中3週で迎えた13戦目は、オーガストスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドレッグスをクビ差だけ差し切って4勝目を収める

8月29日、中3週で迎えた14戦目は、カノープス賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るダルヴァザを圧倒的な末脚でハナ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

9月13日、中1週で迎えた15戦目は、ケンタウルス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデッドアヘッドに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月10日、中3週で迎えた16戦目は、ねんりんピックかながわ2022開催記念（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイブレイブに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2023年）

5月15日、約7か月の休み明けで迎えた17戦目は、アルデバラン賞（川崎ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るギンザロッソを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月9日、中3週で迎えた18戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（7戦5勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた19戦目は、アクルックス賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で増田充宏騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のギンザロッソに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

7月28日、中3週で迎えた20戦目は、橘オープン（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で増田充宏騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた21戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で増田充宏騎手（10戦6勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

9月12日、中2週で迎えた22戦目は、スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で増田充宏騎手（11戦6勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

6歳（2024年）

4月2日、約7か月の休み明けで迎えた23戦目は、桜吹雪特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で増田充宏騎手（12戦6勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったトノパーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月7日、中4週で迎えた24戦目は、アルデバラン賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で増田充宏騎手（13戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペルマナントに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月13日、中4週で迎えた25戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、中原オープン（川崎ダート2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。