マルシンランサー（1999年生、母マルシンヴィラーゴ）
1999.03.01
マルシンランサー（1999年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時22歳）と交配したマルシンヴィラーゴが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方28戦15勝2着5回。2002年の門松賞(アラ系3歳)に勝利した他、2002年の荒尾クイーン特別(アラ系3歳 ハンデ)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
古沢清次厩舎（荒尾）へ入厩。
2歳（2001年）
6月9日、デビュー戦は新町充寿騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は437kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月2日、中2週で迎えた2戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月24日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイウンマーチに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。
8月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のほうせんか賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月26日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルマエエイトに5馬身の差をつけて2勝目を収める
9月8日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新町充寿騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイセイアポロをクビ差制して優勝
10月14日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、2歳ハンデ戦の紅葉賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で新町充寿騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイセイアポロに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。
11月11日、中3週で迎えた8戦目は、2歳オープンのヤングチャンピオン（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で新町充寿騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月5日、中2週で迎えた9戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクニノオーカンに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。
3歳（2002年）
1月1日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンの門松賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクニノオーカンに4馬身の差をつけて6勝目を奪取した。
3月7日、中8週で迎えた11戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオオトヨロマンに1馬身の差をつけて7勝目を獲得した。
3月17日、中0週で迎えた12戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイマリオーエンスからアタマ差の2着に甘んじた。
4月9日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノテンリュウに9馬身の差をつけて8勝目をゲットした。
4月27日、中2週で迎えた14戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスユウホーに約14馬身の大差をつけて9勝目をつかんだ。
5月15日、中2週で迎えた15戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの肥後はなしょうぶ賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は新町充寿騎手（10戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のイマリオーエンスに7馬身の差をつけて10勝目を達成した。
6月12日、中3週で迎えた16戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの荒尾記念（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのコスモス賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイマリオーエンスからクビ差の2着となった。
11月20日、中3週で迎えた18戦目は、3歳オープンの肥後さざんか賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（11戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクニノオーカンから1馬身差の2着に敗北した。
12月11日、中2週で迎えた19戦目は、とびうめ特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（12戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイマリオーエンスに半馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
4歳（2003年）
1月3日、中2週で迎えた20戦目は、加勢川カップ（荒尾ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（13戦8勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月25日、中2週で迎えた21戦目は、不知火賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新町充寿騎手（14戦8勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のイマリオーエンスをアタマ差制して優勝
2月16日、中2週で迎えた22戦目は、五木川カップ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で新町充寿騎手（15戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月11日、中2週で迎えた23戦目は、杖立川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で新町充寿騎手（16戦9勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後はヒデノセンプーと並んで2着同着となった。
4月9日、中3週で迎えた24戦目は、アラ系一般A3 B1 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で新町充寿騎手（17戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフィニシュラッキーからクビ差の2着に甘んじた。
4月30日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般A3（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で新町充寿騎手（18戦9勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のフィニシュラッキーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月21日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系一般A3 B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で新町充寿騎手（19戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキヌカゴゼンに4馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
6月4日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般A3 B1 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で新町充寿騎手（20戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイホースに2馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす
6月24日、中2週で迎えた28戦目は、立夏特別（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で新町充寿騎手（21戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。