モーメントハーバー（1993年生、母トウシヨウレデイ）

モーメントハーバー（1993年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスプレンデイドモーメント（当時10歳）と交配したトウシヨウレデイが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は斉藤恒雄。戦績は、地方34戦12勝2着9回。主な勝ち鞍は1996年の4歳。

経歴

デビュー前

不破敏行厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1995年）

8月18日、デビュー戦は松原義夫騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミンクスボーイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月27日、連闘で迎えた2戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノエンジェルに半馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

3歳（1996年）

1月26日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月3日、中9週で迎えた5戦目は、小森勝政騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小森勝政騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイベストグラスに2馬身の差をつけて制した。

5月15日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のキングオブフェイスに4馬身の差をつけて優勝

6月20日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のサラ・クイーン特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオグリシャダイから1馬身半差の2着となった。

7月18日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニワノカスミソウに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月14日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1997年）

2月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた12戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で浜口楠彦騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3ニ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で浜口楠彦騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーライデンをクビ差制して6勝目を獲得した。

4月7日、中3週で迎えた14戦目は、八重桜特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で浜口楠彦騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハイベストグラスに3/4馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

4月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で浜口楠彦騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンディカジュンからクビ差の2着に甘んじた。

5月16日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で浜口楠彦騎手（12戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で浜口楠彦騎手（13戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルヨグローリアスから1馬身半差の2着に敗北した。

7月29日、中7週で迎えた18戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で浜口楠彦騎手（14戦5勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタイセスピリアから1馬身差の2着となった。

8月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で浜口楠彦騎手（15戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のデビューキャプテンに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月9日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で浜口楠彦騎手（16戦6勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で浜口楠彦騎手（17戦6勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で浜口楠彦騎手（18戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイチャネルから1馬身半差の2着となった。

5歳（1998年）

4月7日、約5か月半の休み明けで迎えた23戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は17戦連続で浜口楠彦騎手（19戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブレイブマーチに6馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

4月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で浜口楠彦騎手（20戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカイヨウグッドマンをアタマ差振り切って10勝目を達成した。

5月15日、中1週で迎えた25戦目は、かがり火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で浜口楠彦騎手（21戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のトミケンアトムをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で浜口楠彦騎手（22戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で浜口楠彦騎手（23戦9勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で浜口楠彦騎手（24戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、ポールドアンカーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月19日、約3か月半の休み明けで迎えた29戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は23戦連続で浜口楠彦騎手（25戦9勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマルカロイヤルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月9日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で浜口楠彦騎手（26戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2ト（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で浜口楠彦騎手（27戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ハップウイチにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月18日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2チ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で浜口楠彦騎手（28戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のメジロファルコンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

12月28日、中0週で迎えた33戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で浜口楠彦騎手（29戦10勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったセイエイスピードに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6歳（1999年）

2月24日、中7週で迎えた34戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は28戦連続で浜口楠彦騎手（30戦10勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。