サクラインザスカイ（2009年生、母サクラヴィッキー）

サクラインザスカイ（2009年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋空の上に」。毛色は栗毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時15歳）と交配したサクラヴィッキーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山田牧場。2018年のトレノ賞(地方重賞)に勝利した他、2018年の黒潮スプリンターズカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

7月20日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、ガニュメデスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワンモアストライクに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（新潟芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

3歳（2012年）

1月15日、中4週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、勝ったカフェシュプリームに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダブルスターをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

6月16日、中6週で迎えた8戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の鶴見特別（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

8月19日、中8週で迎えた9戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の妙高特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月7日、中6週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトキノエクセレントに2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の神無月ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

12月1日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のアクアラインステークス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦2勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

4歳（2013年）

4月20日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の鎌倉ステークス（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1600万下のフリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（5戦2勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

7月14日、中7週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の鶴ヶ城特別（福島ダート1150m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（6戦2勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の飯豊特別（新潟芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（7戦2勝）。17頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

11月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったサウスビクトルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月15日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のスマートレパードに1馬身1/4の差をつけて制した。

5歳（2014年）

1月18日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上1600万下の初春ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカフェシュプリームを3/4馬身差し切って5勝目をゲットした。

11月23日、約10か月半の休養明けで迎えた20戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

6歳（2015年）

1月5日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンのジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は後藤浩輝騎手（3戦2勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、千葉ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

7歳（2016年）

5月25日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬特別（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ロイヤルクレストにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月9日、中1週で迎えた24戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた25戦目は、地方重賞のグランシャリオ門別スプリント（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって6着に敗れた。

8月4日、中5週で迎えた26戦目は、競馬ほのぼの観戦ツアー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた27戦目は、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

9月14日、中3週で迎えた28戦目は、地方重賞の旭岳賞（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

9月29日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた30戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、ひろおサンタメール特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた31戦目は、北竜ひまわりライス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月15日、中4週で迎えた32戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク・冬桜杯（園田ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、タガノプリンスに交わされて1馬身半差の2着となった。

8歳（2017年）

2月16日、中8週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた33戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、紅梅賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

4月25日、中9週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた34戦目は、ジャスタウェイ・プレミアム（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

5月10日、中1週で迎えた35戦目は、キンシャサノキセキ・プレミアム（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

7月5日、中7週で迎えた36戦目は、ヴィクトワールピサ・プレミアム（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

10月12日、約3か月半の休養明けで迎えた37戦目は、ハーツクライ・プレミアム（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた38戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ディープインパクト・プレミアム（門別ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のジャストフォファンに6馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

11月9日、中1週で迎えた39戦目は、ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、タービランスに交わされて1馬身半差の2着となった。

9歳（2018年）

1月17日、中9週で迎えた40戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラマニフィークに約14馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

2月4日、中2週で迎えた41戦目は、地方重賞の黒潮スプリンターズカップ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、セトノプロミスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月20日、中1週で迎えた42戦目は、松田川特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムライチバンボシに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月4日、中1週で迎えた43戦目は、一般A B（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンペペラッツに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月14日、中5週で迎えた44戦目は、国分川特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウカイガンバに9馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月3日、中2週で迎えた45戦目は、梶原哲朗魂の遠征特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のハルノフェスタに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月3日、中3週で迎えた46戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、トーセンジョーダン賞（高知ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワイルドコットンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中3週で迎えた47戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のトレノ賞（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコスタアレグレをクビ差振り切って制した。

11月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、地方重賞の黒潮マイルチャンピオンシップ（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた49戦目は、一般A2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、クインズトロブラボに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた50戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（8戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

10歳（2019年）

1月6日、中2週で迎えた51戦目は、今年もナイター特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（9戦5勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた52戦目は、ジャニュアリー特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（10戦5勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

3月3日、中5週で迎えた53戦目は、アクアマリン特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（11戦5勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた54戦目は、一般A2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（12戦5勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月21日、中3週で迎えた55戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモクウェンチに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月2日、中1週で迎えた56戦目は、地方重賞の福永洋一記念（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた57戦目は、エメラルド特別（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアーチザスカイに2馬身の差をつけて優勝

6月9日、中2週で迎えた58戦目は、トーセンジョーダン賞（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

7月7日、中3週で迎えた59戦目は、一般A2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

9月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた60戦目は、一般A2（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（14戦6勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた61戦目は、オパール特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（15戦6勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

12月7日、中7週で迎えた62戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた63戦目は、一般A2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月31日、中0週で迎えた64戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で濱尚美騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

11歳（2020年）

1月12日、中1週で迎えた65戦目は、一般A2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた66戦目は、一般A2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は濱尚美騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた67戦目は、一般A2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（4戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた68戦目は、一般A2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で濱尚美騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた69戦目は、伊藤秋田放牧記念特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた70戦目は、いとしのムーコin高知特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は濱尚美騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた71戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

2020年5月20日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。