リミットレスビッド（1999年生、母エリザベスローズ）
Limitless Bid
1999.06.05
リミットレスビッド（1999年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時13歳）と交配したエリザベスローズが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地40戦8勝2着6回、地方23戦6勝2着2回。2007年の東京盃(Jpn2)に勝利した他、2006年の東京盃(G2)を制するなど、重賞8勝を挙げた。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 63戦14勝 [14-8-10-31/63]
- 総賞金国内
- 5億6,862万円
- 生年月日
- 1999年6月5日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 栗毛
- 厩舎
- 加用正栗東
- 馬主
- （有）社台レースホース
- 生産者
- 社台ファーム
- 一口馬主募集クラブ
- 社台サラブレッドクラブ
- 一口馬主募集価格
- 8,000万円200万円×40口
- 抹消情報
- 中央：2010年4月9日抹消
地方：2010年4月14日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharos＝Fairway | 7*7*7×6 | 3.9% |
| きS | Sir Gallahad＝Bull Dog | 6*7 | 2.34% |
| 牡 | Mahmoud | 5*6×6*6 | 7.81% |
| 牡 | Nearco | 6×5*7*7 | 6.25% |
| 牡 | Hyperion | 6*7×5*6 | 7.03% |
| 牡 | Phalaris | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Gainsborough | 7*7×6*7*7 | 4.68% |
| 牡 | Solario | 7×6 | 2.34% |
| 牡S | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Man o' War | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Nasrullah | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Discovery | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Almahmoud | 4×5 | 9.37% |
| 牝 | Selene | 6*7×6*7 | 4.68% |
| 牝 | Mumtaz Begum | 7×7*7 | 2.34% |
| 牝S | Plucky Liege | 7*7 | 1.56% |
| 牝M | Lady Angela | 4*5 | 9.37% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 16-a
レース成績
経歴
デビュー前
社台サラブレッドクラブにて総額8,000万円（200万×40口）で一口馬主が募集された。
加用正厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2001年）
12月9日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったマイドリームビギンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
12月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したフィールドラッキーにクビ差届かず2着に甘んじた。
3歳（2002年）
6月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイワアプローズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
7月13日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上500万下の日田特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
8月18日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
4歳（2003年）
5月31日、約9か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。
6月29日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の舞子特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったキョウワウィットにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
7月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。逃げる形となり、極端なハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウイッテキに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月23日、中4週で迎えた9戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の別府特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のケイエスストロングに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
9月28日、中4週で迎えた10戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の袖ケ浦特別（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
10月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の壬生特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。17頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のマヤノトリンケットを半馬身振り切って断然人気に応えた。
5歳（2004年）
9月4日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の大濠特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。
9月20日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の仲秋特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンヘーベを上がり2位タイの末脚で3/4馬身差し切って5勝目をマークした。
10月17日、中3週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の桂川ステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
11月6日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1600万下の京洛ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したスウィートエルフにハナ差届かず2着に甘んじた。
11月28日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦でオープンのアンドロメダステークス（京都芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（2戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るギャラントアローを鮮烈な末脚で半馬身差し切って6勝目をつかんだ。
12月19日、中2週で迎えた17戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、G2のCBC賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
6歳（2005年）
2月6日、中6週で迎えた18戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
10月23日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、福島民友カップ（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。
11月27日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、ハンデ戦でオープンのアンドロメダステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（5戦2勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。
7歳（2006年）
1月8日、中5週で迎えた21戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のガーネットステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルヴァーゼットを豪脚でクビ差だけ差し切って重賞ウィナーの称号を勝ち取った。
1月29日、中2週で迎えた22戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタイキエニグマに2馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを奪取した。
2月19日、中2週で迎えた23戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。
3月26日、中4週で迎えた24戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦1勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。
6月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、ハンデG3のCBC賞（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（6戦2勝）。17頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。
7月9日、中3週で迎えた26戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、G3のプロキオンステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。
8月13日、中4週で迎えた27戦目は、ハンデG3の北九州記念（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。
9月10日、中3週で迎えた28戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、G2のセントウルステークス（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。
10月4日、中2週で迎えた29戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシーキングザベストを半馬身振り切って3つ目の重賞タイトルを奪取した。
11月2日、中3週で迎えた30戦目は、G1のJBCマイル（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。
11月25日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、G3の京阪杯（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。
12月28日、中4週で迎えた32戦目は、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニホンピロサートに3馬身の差をつけて4つ目の重賞タイトルを奪取した。
8歳（2007年）
1月7日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のガーネットステークス（中山ダート1200m 晴/不良）に59kgの斤量を背負って出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたスリーアベニュー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
1月28日、中2週で迎えた34戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
2月18日、中2週で迎えた35戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。
3月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニホンピロサートに3馬身の差をつけて5つ目の重賞タイトルを獲得した。
5月3日、中5週で迎えた37戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（5戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
5月30日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた38戦目は、Jpn3のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。
7月8日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた39戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったワイルドワンダーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
10月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた40戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメイショウバトラーを3/4馬身振り切って6つ目の重賞タイトルを掴み取った。
10月31日、中3週で迎えた41戦目は、Jpn1のJBCスプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
12月26日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた42戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/稍重）に59.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は岩田康誠騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリサイスマシーンを上がり2位の末脚で半馬身差し切って7つ目の重賞タイトルを獲得した。
9歳（2008年）
2月4日、中5週で迎えた43戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。
2月24日、中2週で迎えた44戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。
3月30日、中4週で迎えた45戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦2勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。
5月6日、中4週で迎えた46戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（8戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したコンゴウリキシオーに3/4馬身届かず2着に敗北した。
5月28日、中2週で迎えた47戦目は、Jpn3のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウバトラーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて8つ目の重賞タイトルを手中に収めた。
7月13日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた48戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦2勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。
10月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg絞って迎えた49戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
11月3日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた50戦目は、Jpn1のJBCスプリント（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。
12月14日、中5週で迎えた51戦目は、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（5戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
12月25日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた52戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10歳（2009年）
2月1日、中4週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた53戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。
3月20日、中6週で迎えた54戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
5月4日、中5週で迎えた55戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。
5月27日、中2週で迎えた56戦目は、Jpn3のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。
7月12日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた57戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。
8月17日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた58戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月30日、中5週で迎えた59戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（11戦5勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。
11月3日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた60戦目は、Jpn1のJBCスプリント（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
12月24日、中6週で迎えた61戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったトーセンブライトにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
11歳（2010年）
3月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた62戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。
4月7日、中1週で迎えた63戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。