第125回 目黒記念 (G2)

レース展開

シゲルタックが隊列を引っ張る形、その直後にオウケンサクラが取り付く

シゲルタックが端に立ち、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にオウケンサクラが続く。その直後、キングトップガンとハートビートソングが3番手の好位につける。その後ろ、イコピコは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはイケドラゴン。少し間が空いて、マカニビスティーは中団前め。トレイルブレイザーは中団馬群のど真ん中を追走。ケイアイドウソジンとフォゲッタブルは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、アースシンボルが11番手。ヤングアットハートは後方6番手に控えて進出の機をうかがう。ジャミールは後方5番手で前方各馬の動きを静観。マイネルキッツは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはマイネルアンサー。やや差があって、後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはモンテクリスエス。最後方にトウカイトリックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、キングトップガンが古馬の貫禄を見せる様な力走で待望の重賞初制覇

先頭はシゲルタックでリードは半馬身。2番手にキングトップガンが続く。少し間が空いて、オウケンサクラとハートビートソングが3番手。1馬身離れて、イコピコとイケドラゴンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたキングトップガンが不屈の敢闘精神でしぶとく粘り込んで先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで急追してきた1番人気のハートビートソングをクビ差で封じて勝利した。2着のハートビートソングから半馬身差の3着には、後方5番手の位置から切れ味鋭い末脚を発揮したヤングアットハートが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたトレイルブレイザーが入線、さらにハナ差の5着には、同じく中団前目にいたマカニビスティーが食い込み、さらにそこからハナ差の6着には17番人気のマイネルアンサーが入った。2番人気のマイネルキッツは中団にいたがもうひとつ伸びを欠き8着に敗れた。