第10回 ヴィクトリアマイル (G1)

レース展開

ミナレットが馬群を率いる形、やや離れた2番手にケイアイエレガントが続く

ミナレットがハナに立ち、後続との差を5馬身以上保って馬群を先導。単独の2番手にケイアイエレガントが続く。少し間隔を置いて、リトルゲルダが3番手の絶好位につける。その後ろ、レッドリヴェールは好位をキープ。その直後、ストレイトガールが好位の一角を形成。先団後ろのポジションに付けたのはベルルミエールとヌーヴォレコルト。その1馬身後ろ、カフェブリリアントは中団前寄り。タガノエトワール、ハナズゴール、ショウナンパンドラらは中団馬群のど真ん中を併走。スイートサルサとウエスタンメルシーは中団後方の位置取り。ディアデラマドレとアルマディヴァンは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置で力を溜めるのはバウンスシャッセとメイショウマンボ。最後尾にスマートレイアーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴィクトリアマイル、ストレイトガールが直線の激しい攻防をアタマ差で制してマイル女王の称号を勝ち取る

先頭はミナレットでリードは5馬身以上。単独の2番手にケイアイエレガントが続く。少し間隔を置いて、リトルゲルダが3番手。さらに2馬身以上空いて、レッドリヴェールが4番手。その直後、ストレイトガールが5番手。1馬身離れて、ベルルミエール、カフェブリリアント、ヌーヴォレコルトらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのはケイアイエレガント。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいたストレイトガールが自慢の末脚を爆発させてケイアイエレガントを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を手にした。2着のケイアイエレガントから1馬身3/4差の3着には、逃げ粘ったミナレットが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、好位で直線を迎えたレッドリヴェールが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいたカフェブリリアントが食い込み、1番人気に推されたヌーヴォレコルトは先行勢の後ろからジワリジワリと末脚を伸ばしたそこから半馬身差の6着に敗れた。2番人気のディアデラマドレは後方5番手にいたが末脚弾けず7着に敗れた。