第47回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ミヤビランベリが端を切る形、そのすぐ後ろを進むアーネストリー

ミヤビランベリがハナを取り切り、後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。単独の2番手にアーネストリーが続く。その直後、ハイアーゲームが3番手の絶好位につける。そのあと、ヴィーヴァヴォドカは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはモンテクリスエスとエアジパング。その1馬身後ろ、トーホウアランとスマートギアは中団やや前。トウカイトリックとサンライズマックスは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ブレーヴハートは中団後方の位置取り。その後ろ、エフティマイアとハギノジョイフルが12番手。トウショウウェイヴとジャガーメイルは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはヒカルカザブエとトーセンキャプテン。最後尾にダンスアジョイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、ミヤビランベリがベテラン馬の矜持を見せる様な躍動感溢れる走りで4つ目の重賞タイトルを獲得

先頭はミヤビランベリでリードは1馬身。2番手にアーネストリー、ハイアーゲーム、ヴィーヴァヴォドカらが続く。2馬身以上離れて、モンテクリスエス、エアジパング、スマートギアらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭をひた走るミヤビランベリ。そのままミヤビランベリが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、2番手の位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたアーネストリーが続き、2着と1馬身半差の3着には、後方2番手の位置から非凡な末脚を披露したヒカルカザブエが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたサンライズマックスが入線、さらにクビ差の5着には、後方4番手にいた1番人気のジャガーメイルが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着には15番人気のトウカイトリックが入った。2番人気のスマートギアは好位にいたが最後一杯になって12着に敗れた。