アイルランドトロフィー (L)

レース展開

ファストロックが先頭に立つ形、そのあとを進むメイショウレガーロ

ファストロックが果敢に端をきり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にメイショウレガーロが続く。続いて、マイネルシュピールが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはトゥザグローリーとルールプロスパー。その1馬身後ろ、トーセンジョーダンは中団前目。サンライズベガとマイネルチャールズは中団馬群の真ん中あたりを併走。2馬身以上空いて、カネトシソレイユとイコピコは中団後方の位置。後方5番手で腰を据えて折り合いをつけるのはショウナンライジンとキャプテンベガ。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはデストラメンテ。シンガリにトリビュートソングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アイルランドT、トーセンジョーダンが直線入り口で好位集団に並びかける味のある競馬で勝利をもぎ取る

先頭はファストロックでリードは1馬身。2番手にメイショウレガーロとマイネルシュピールが続く。そのすぐ後ろ、トゥザグローリー、ルールプロスパー、トーセンジョーダン、マイネルチャールズらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた2番人気のトーセンジョーダンがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、食い下がる1番人気のトゥザグローリーを3/4馬身振り切りトップでゴールに入った。2着のトゥザグローリーから半馬身差の3着には、中団後方の位置から息の長い末脚を繰り出した14番人気のショウナンライジンが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた11番人気のデストラメンテが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、最後方にいたトリビュートソングが食い込んだ。