第18回 ニュージーランドトロフィー4歳ステークス (G2)

レース展開

コンバットハーバーが馬群を率いる形、直後の2番手にアグネスデジタルが取り付く

主導権を握ったのはコンバットハーバー。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にアグネスデジタルが続く。そのすぐ後ろ、トーヨーデヘア、ファイターナカヤマ、サザンスズカらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ネオポリスは中団やや前。エイシンダンズビルは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ラブイズウイナーとミスタートウキョウは中団後方の位置取り。続いて、グラヴィティタイムとゲイリーファンキーが10番手。後方5番手で腰を落ち着けて運ぶのはエイシンプレストンとダイワカーソン。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはイーグルカフェ。最後方にマチカネホクシンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドトロフィー4歳S、エイシンプレストンが中団後方から強力な末脚を炸裂させて前の各馬をきっちりと交わす

先頭はコンバットハーバーでリードは体半分。2番手にトーヨーデヘアが続く。そのあと、ファイターナカヤマとアグネスデジタルが3番手。1馬身離れて、サザンスズカが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、中団後方にいた1番人気のエイシンプレストンが凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで急追してきたマチカネホクシンをクビ差で封じて勝利を挙げた。2着のマチカネホクシンからクビ差の3着には、3番手の位置から強靭な末脚を繰り出したアグネスデジタルが入った。そこから3馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたトーヨーデヘアが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団前目にいたネオポリスが食い込んだ。2番人気のサザンスズカは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって9着に敗れた。