第25回 富士ステークス (G2)

レース展開

アオイクレアトールが全馬をリードする展開、そのあとを追走するアルサトワ

端に立ったのはアオイクレアトール。後続との差を1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にアルサトワが続く。その直後、ダイワキャグニーとラウダシオンが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはノルカソルカとダノンスコーピオン。その1馬身後ろ、ルフトシュトローム、リレーションシップ、ソウルラッシュらは中団前寄り。エアロロノアとセリフォスは中団後方の位置取り。後方5番手で折り合い重視で運ぶのはタイムトゥヘヴンとピースオブエイト。最後尾にピースワンパラディとレインボーフラッグがいる隊列で最初のコーナーを通過。

富士S、セリフォスが異次元の決め脚を炸裂させて他馬を撫で切り

先頭はアオイクレアトールでリードは体半分。2番手にアルサトワが続く。そのあと、ノルカソルカとダイワキャグニーが3番手。1馬身離れて、ルフトシュトローム、リレーションシップ、ラウダシオンらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、10番手から抜け出したのはソウルラッシュ。そのまま押し切るかに見えたが、後方4番手にいた1番人気のセリフォスが鮮烈な末脚を弾けさせてソウルラッシュを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を収めた。2着のソウルラッシュからクビ差の3着には、中団前目の位置から息の長い末脚を繰り出した2番人気のダノンスコーピオンが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたピースオブエイトが入線、さらに1馬身差の5着には、中団前目にいたエアロロノアが食い込んだ。