宗像特別

レース展開

シゲルカチョウが隊列を引き連れる形、その直後にカイカノキセキ、ジュストコル、アルトシュタット、デュガが取り付く

シゲルカチョウがハナを奪う恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。2番手にカイカノキセキ、ジュストコル、アルトシュタット、デュガらが並ぶ。そのすぐ後ろ、ジャストザビアンカ、ファイアーボーラー、クープドクール、アルムファーツリーらが6番手の好位につける。その1馬身後ろ、カーフライタークとロングファイナリーは中団前寄り。メイショウハボタンは中団後方の位置取り。エイシンスポッターとジューンベロシティは後方5番手で前の動きを静観。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはトーホウラビアン、テーオーディエス、チャイカ。殿にカジュフェイスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

宗像特別、エイシンスポッターが中団後方から一際際立つ決め脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はシゲルカチョウでリードは1馬身。2番手にカイカノキセキ、ジュストコル、アルトシュタット、デュガらが続く。その後ろ、カーフライタークとジャストザビアンカが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるシゲルカチョウ。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいた2番人気のエイシンスポッターが強烈な末脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、逃げ粘ったシゲルカチョウが続き、2着と半馬身差の3着には、6番手の位置から天稟の敢闘精神でゴールまで力走した17番人気のジャストザビアンカが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた15番人気のメイショウハボタンが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいたアルトシュタットが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはジュストコルが入った。1番人気のカイカノキセキは2番手にいたが失速して15着に敗れた。