第100回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

レジェンドテイオーが集団を引き連れる展開、少し離れた位置をウインドミルが追走

先手を奪ったのはレジェンドテイオー。後続を2馬身以上離してレースを引っ張っていく。単独の2番手にウインドミルが続く。その後ろ、スーパークリークが3番手の絶好位につける。そのあと、カイラスアモンは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはメジロアルダンとヤエノムテキ。その1馬身後ろ、オグリキャップとダイゴウシュールは中団やや前。ミスターシクレノンとキリパワーは中団後方の位置。ランニングフリーは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で折り合いをつけるのはイナリワン。少し間が空いて、後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはディクターランド。シンガリにフレッシュボイスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、スーパークリークが好位追走の競馬で天皇賞馬の称号を獲得

先頭はレジェンドテイオーでリードは1馬身。2番手にウインドミルとスーパークリークが続く。そのあと、メジロアルダン、オグリキャップ、ヤエノムテキらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた2番人気のスーパークリークが目を見張るような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は懸命に食い下がる1番人気のオグリキャップをクビ差で封じて勝利を掴み取った。2着のオグリキャップからクビ差の3着には、4番手の位置から切れ味のいい末脚を披露したメジロアルダンが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたヤエノムテキが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、後方4番手にいた13番人気のキリパワーが食い込んだ。