第35回 産経賞セントウルステークス (G2)

レース展開

シャンデリアムーンが先陣を切る形、そのあとに続くレシステンシアとジャスティン

シャンデリアムーンが先手を奪い、後続との差を1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。2番手にレシステンシアとジャスティンが並ぶ。その直後、クリノガウディーとカレンモエが4番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはラウダシオンとピクシーナイト。その1馬身後ろ、シャインガーネットは中団前め。メイショウチタンは中団馬群の真ん中あたりを追走。シゲルピンクルビーは中団後方の位置。そのあと、ベストアクターが11番手。レッドアンシェルとラヴィングアンサーは後方5番手に控えて機を待つ。ボンボヤージは後方4番手で前方各馬を見ながらの競馬。殿にタイセイビジョン、ナランフレグ、ジャンダルムらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

産経賞セントウルS、レシステンシアが持ち前の先行力を活かした好位追走の立ち回りで重賞4勝目をマーク

先頭はシャンデリアムーンでリードは1馬身。2番手にレシステンシアとジャスティンが続く。少し間が空いて、クリノガウディーとカレンモエが4番手。1馬身離れて、ラウダシオンとピクシーナイトが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた1番人気のレシステンシアが不撓の闘魂でジリジリと辛抱強く粘り込んで先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで猛進してきた2番人気のピクシーナイトをクビ差で封じて勝利を収めた。2着のピクシーナイトから1馬身1/4差の3着には、4番手の位置から天賦の闘争心でゴールまで勇戦したクリノガウディーが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたジャンダルムが入線、さらに3/4馬身差の5着には、好位にいたカレンモエが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはシャインガーネットが入った。