第24回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

メジロビクトリアが集団を率いる展開、直後の位置にランフォザドリームとハギノスプレンダーが取り付く

メジロビクトリアがハナに立つ形となり、後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。2番手にランフォザドリームとハギノスプレンダーが並ぶ。そのすぐ後ろ、エガオヲミセテが4番手の絶好位につける。そのあと、ヒシピナクルは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはゴッドインチーフ。その1馬身後ろ、ファレノプシスは中団やや前。メジロドーベルとフサイチエアデールは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ナリタルナパーク、プロモーション、エリモエクセルらは中団後方の位置。ブゼンキャンドルは後方6番手で機を待つ。ヴィクトリーバンクとフレンドリーエースは後方4番手で他馬の出方をうかがう。その少し後ろ、後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはテンザンキラリ。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはマイネエルザ。少し離れた最後方にクロックワークがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、メジロドーベルが中団前目からパワフルな末脚を弾けさせて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はメジロビクトリアでリードは半馬身。2番手にランフォザドリームとハギノスプレンダーが続く。その後ろ、エガオヲミセテ、ゴッドインチーフ、ヒシピナクルらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、中団前目にいた2番人気のメジロドーベルが一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食らいつくフサイチエアデールを3/4馬身振り切り勝利を手にした。2着のフサイチエアデールから半馬身差の3着には、4番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したエガオヲミセテが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、12番手で直線を迎えたプロモーションが入線、さらにアタマ差の5着には、同じく12番手にいた14番人気のヴィクトリーバンクが食い込み、1番人気に推されたファレノプシスは中団前目からジワリジワリと末脚を伸ばしたそこからクビ差の6着に敗れた。