第73回 セントライト記念 (G2)

レース展開

アトミックフォースが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにリオンリオンとナイママが取り付く

主導権を握ったのはアトミックフォース。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。2番手にリオンリオンとナイママが並ぶ。そのあと、ランフォザローゼスが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはザダルとエングレーバー。その1馬身後ろ、オセアグレイトは中団前目。サトノルークスは中団馬群の真ん中付近を追走。ルヴォルグは中団後方の位置取り。その2馬身以上後ろ、サトノラディウスとエターナルヴィテスが10番手。続いて、シークレットランとタガノディアマンテが12番手。マテリアルワールドとメイショウテンゲンは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはニシノデイジー。少し離れたシンガリにミューチャリーとモズベッロがいる隊列で最初のコーナーを通過。

セントライト記念、リオンリオンが賦性のレースセンスを駆使した見事な内容で2つ目の重賞タイトルをつかむ

先頭はアトミックフォースでリードは体半分。2番手にナイママが続く。そのあと、リオンリオン、エングレーバー、ランフォザローゼス、オセアグレイトらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた1番人気のリオンリオンが豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、中団前目の位置から目を引く伸びを見せたサトノルークスが続き、2着とクビ差の3着には、同じく中団前目の位置からゴールまでジワジワと伸びたザダルが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、同じく中団前目で直線を迎えたルヴォルグが入線、さらに3/4馬身差の5着には、後方4番手にいた2番人気のニシノデイジーが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはタガノディアマンテが入った。